任天堂、iPhoneなど敵でもなんでもないと強気の姿勢!

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まだまだニンテンドーDSの足元にも及ばぬわい...

Wiiは現状のままで大成功なので、当面は次世代モデルを出す予定などないと大胆に語ってくれた、我らが日本の任天堂の岩田聡社長なんですけど、では、ちょっと最近人気急上昇中である、ゲーム機としてのiPhoneの存在をどう見ているのかについて、引き続き突撃インタビューしてみたところ、意外にもこんな答えが返ってきましたよ。

iPhoneなど恐れるに及ばず、されど本当のところは怖かったり...という、やや揺れる複雑な岩田社長の心境をレポートしてみましたので、どうぞご覧ください。

 まずは任天堂として、冷静に現状を分析するに、このところ何かと話題のiPhoneですけど、そもそもどんなふうにアップルの存在をとらえているのでしょうか?

「iPhoneで大人気といっても、ほとんどが無料のゲームでしょう。まぁ、確かにiPhoneが、ここまで豊富に無料ゲームをそろえてくるとは、ちょっと意外でしたけどね。その需要を掘り起こしたという点では、iPhoneは、すばらしい端末だと思っていますよ。ただねぇ、いくらなんでも、うちのニンテンドーDSで遊べる有料ソフトと、お金もかけずに遊べちゃう無料ゲームとを比較されたって困りますよね。これに負けてるようじゃ、もうどこにも行き場所はなくなっちゃいますよ...」

どうやら岩田社長、まったくiPhoneを、ゲーム機としてはライバル視することすらしていないようです。むしろ、ターゲットが異なるので、ニンテンドーDSiと新型iPhoneだって、共存共栄の道が開けると信じてやまないスタンスなんだとか。

ただし、もし本気でiPhoneがライバルとして不足なきレベルにまで成長を遂げてきたならば、その時こそ、ポータブルゲーム機の雄として、アップルに真剣勝負を挑んでいく決意を固めているとも、鋭くコメントしてくれてますね。

「実は私は、一個人としては、まぎれもないiPhoneユーザーなんですよ。Macだって愛用してますし...。でもね、もし本当にiPhoneが、任天堂の強力なライバルになってくるようだったら、もうこうやってiPhoneを人前で使うことはできないでしょうね。プレゼンとかでMacを使うのもやめるでしょう。まぁ、現状だと、そこまでiPhoneを、ゲーム機として警戒する必要はなさそうですけどね」

そうニコニコと語る岩田社長からは、まだまだ余裕の表情がこぼれていましたよ。それだけ、ニンテンドーDSの成功に、手堅さも感じているのでしょう。

でも、ゲームの世界なんて、本当に先のことは分かりませんからね。いつの間にか、iPodもiPhoneも禁止したゲイツ家のように、岩田家ではiPhoneは絶対に禁止だ...なんて日がやって来ることのないように願いたいものです。

[VentureBeat]

matt buchanan(原文/湯木進悟)

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