新MacBook Airは前モデルより「遅い」? 

新MacBook Airは前モデルより「遅い」?  1

ベンチマークでAir買う人もいないと思いますけどね...。

MacBook Airは初代も第2世代遅いのが難点でした。他のMacBookラインのモデルに比べると特に。

でも今月新しく出たAirは、より高速なプロセッサのオプションも揃ったことだし大丈夫...と思いきや、今月のベンチマークでは前モデルより遅いという結果が出たそうですよ。「へ?」ですよね。

テストを行ったのはMacWorld。それによると新型MacBook Airの最上位モデルは、MacBook Air (Late 2008)の1.86GHzから、2.13GHzまでクロックアップしたのに性能がそれに追いついてないのだそうな。残りのスペックは基本的に変わってないのだし、プロセッサの差と言ってもクロックスピードぐらいなこと考えると、妙な話です...。

記事にはこうあります。

グラフィックスが改善し、プロセッサがより高速になったにも関わらず、MacBook Airの(新型)2モデルは今出回っているMacの中では最も遅い2モデルなのである。Airは2.13GHzの最上位モデルでもSpeedmark計測値は175だ。999ドルの2.13GHzのMacBookでさえ198出るのに。1499ドルの13インチ型MacBook Pro(2.53GHz)は計測値239だが、同じ価格帯のMacBook Air(1.86GHz)は156だった。

結局18項目中11項目で1.86GHzのLate 2008のAirの方が、新発売の2.13GHzの最上位モデルより速く、総合点も新型(175)より旧型(179)の方が好結果です(安価な1.86GHzモデルの方は健闘してます)。

どうして?

 ひとつはっきり言えるのは、ある種のファームウェアの変更が影響してるんじゃないかってことです。ハードウェアの観点からは説明がつきませんからね。そこでMacWorldが立てた推論は、新Airは過熱気味になるとプロセッサを減速するような、前以上にアグレッシブな温度管理機能が入ってるんじゃないか、というもの。負荷の高い作業のベンチマークの方が、簡単なタスクよりパフォーマンスの減少幅が大きいという事実も、この仮説を裏付けてます。

もう一つ考えられそうなのは、高速プロセッサの処理能力を全部使わずに余力を残せば、電力消費と熱対策の面でベターな結果が得られるとアップルが考えた、という線です。ただしそれだと、なんで同等のプロセッサでパフォーマンスに違いが出るかの説明にはならないので、そこが問題。また、アップルは新Airは旧型より速いと言ってきたのに、あれは全部嘘だったの? という話になっちゃいますよ...。

ベンチマークは再現・検証が済むまで鵜呑みは禁物。でも、仮にやり直して結果が同じだった場合は、アップルからも何がしかの説明が必要だと思います。

製品情報[MacWorld via MacRumors] 関連

John Herrman(原文/訳:satomi)

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