もうひとつの「鉄人28号プロジェクト」

もうひとつの「鉄人28号プロジェクト」 1

先日紹介した、鉄人28号が建設中という話。

実はこの話の裏に、結局完成することはなかった、もう一体の鉄人28号があります。

「もう一体」の鉄人は、全長10m。外でも朽ちることのないよう、耐候性鋼板で制作。

そして作者は、あのリアルサイズのスコープドッグを叩き作ったアーティスト、倉田光吾郎氏。

今から1年半か2年ほど前、倉田さんのサイトに、「リアルファクトリーの3Dスキャニング装置を使って、自作模型の鉄人28号を10mのそれに拡大する作業」がアップされました。上の写真は、実際にそのスキャニング装置で作った、鉄人の部品のどこか。

しかし、その後鉄人に関する新しい情報はなし。

どうなったんだろう? とファンがやきもきしはじめた辺りで、倉田さんから「超ごめん。」というタイトルの記事がアップされました。

もうひとつの「鉄人28号プロジェクト」 2

 どうやら大人の事情により、鉄人制作を中断せざるを得なかったとのこと。詳細は不明ですが、二体の鉄人はダメらしいので、神戸の鉄人が優先され、当初鉄人制作時に鉄人28号の版権取得側に対してとったはずの許諾が無効になってしまった様子。

倉田さんのスコープドッグを実際に見たことある人は判ると思いますが、彼の作る鉄の塊は、単に鉄製で大きいだけじゃない。すごく雰囲気密度があって、実際についさっきまで戦っていたようで、男子であれば興奮せざるを得ない迫力に満ちています。僕も初めて見たときは鼻血が出そうになりました。

彼が鉄人28号を作ったら絶対に格好良くなるので、超期待していたのですが...残念です。

しかし、倉田さんは自身のブログで、神戸の関係者が自身の鉄人プロジェクトに圧力をかけたのではないこと、自分も神戸鉄人を楽しみにしていること、だから神戸鉄人を悪く言うのはナシにしてくれると嬉しいということを訴えています。

だから僕も、全長18mの神戸鉄人を純粋に楽しもうかと。同時に、世に出ることのなかった倉田鉄人のことも、決して忘れないようにしようと思うのです。

[超ごめん。鉄人の話。(追記)]

(いちる)

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