グーグルは「Bing」を恐れ、マイクロソフトは「Chrome OS」を恐れている...

グーグルは「Bing」を恐れ、マイクロソフトは「Chrome OS」を恐れている... 1
仁義なき争いが続くってわけですね...

ついにグーグルが「Chrome OS」を発表し、Windowsで市場を圧倒的に支配するマイクロソフトへ殴り込みをかけてきましたけど、そのケンカを売られた形の、気になる当のマイクロソフトの開発現場での反響は、一体どのようなものなんでしょうか?

早速ですが、マイクロソフトで開発者プラットフォーム部門を率いているワリド・アブハバさんからの本音コメントが取れたのでお伝えしますね。なかなか複雑な心境でもあるようですよ。では、続きをご覧ください。

  どうやら、マイクロソフトの開発現場なんかでは、そもそもグーグルがChrome OSの存在を知らしめねばならなくなった原因には、わりと好評価を獲得しちゃったマイクロソフトの新開発検索エンジン「Bing」に依るところが大きいんじゃないか...なんてとらえられたりしてるみたいですよ。

「グーグルが、純粋にユーザーのことを考えて、Chrome OSの開発に挑んでいるとは思えません。むしろ、われわれのBingの完成度に脅威を感じたので、なんとかグーグルの本丸である検索および広告分野への注意をそらすべく、苦しまぎれにChrome OSなんて出してきて、こちらへ世間の注目を集めようとしているとしか考えられませんね」

う〜ん、さすがは天下のマイクロソフトさまって感じの発言ですなぁ。っていうか、そもそもマイクロソフトのほうこそが、実はかなりChrome OSを脅威ととらえているのが本音じゃないかって、アブハバさんにインタビューした人は、第一印象として受け止めちゃったとのことですよ。だって、まだ何の全容も明らかになっていない現時点から、闘争心むき出しにして、グーグルに向かって、場違いのOS分野で戦いを挑んだりするなって雰囲気まる出しですもんねぇ。今回の発言も、マイクロソフトの本丸と呼ぶべきWindowsから注意をそらすべく、Bingで打って出た同社戦略の裏返しだったりしてね...

まぁ、ボクらユーザーの側からすれば、OSであれ、検索であれ、たとえ熾烈な競争の結果ではあったとしても、いろんな良いサービスが各方面から出そろって、選択の幅が広がるのは大歓迎なんですけどね。

[Venture Beat via Crunchgear]

Dan Nosowitz(原文/湯木進悟)