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目に見えないフラッシュで、夜もクッキリ自然な写真

2009.07.20 12:00 [6] [0]

090717_dark4.jpg


夜はフラッシュ炊かない派です。白く飛んで赤目になって不気味なので、あれだったらブレても暗くても構わないぞと。

でも、この「不自然なフラッシュ撮影 or 暗い流れまくりの写真」の苦しい二者択一にオサラバできる新技術が登場しました。その名も「ダークフラッシュ(dark flash)」!

開発したのはニューヨーク大学のDilip Krishnan氏とRob Fergus氏です。

2人はまず、フラッシュバルブを改造し、もっと広いスペクトルで光を放ちながらも、可視光線は出ないようフィルターで除去する細工を施しました。その上で、カメラのセンサに通常装備されてるUV(紫外線)のフィルターとIR(赤外線)のフィルターを取り外してみたのです。

この状態で撮ると、みんな赤外写真というか、「ユーゴスラビア人マフィアのゴロつきのマグショットですか?」みたいな仕上がりになります。こんな風に。
 


090717_dark3.jpg


さて、このままじゃアレなんで、今度はアルゴリズムで色をつけてやる番ね。

これを撮った直後に同じカメラでもう1枚写真を撮ります。今度はダークフラッシュ抜きで。すると、いつものような荒い写真が撮れるので、そこから色の情報だけ拾って、1枚目のホラーな写真とドッキング。

するとアラ不思議。記事の冒頭に掲載したような、自然光にしか見えない仕上がりになるんですよ? これをマジックと呼ばずしてなんと呼ぶ!

夜のお出かけ用カメラを作るメーカーさんがあるかどうかは分からないんですが、こんな機能搭載のケータイがあったら喜んで買いますね。


[New Scientist]

Jesus Diaz(原文/訳:satomi)
 

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remote-buy-jp2._V45733929.jpg

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コメント(6)

これは興味深い。
原理的には(この界隈では)誰でも知っているし、画像圧縮の分野ではカラーテレビができた頃からずっと使われてきた方法だけど。
たぶん受像素子や画像処理のコストで今まで普及しなかったんだろうね。
問題は波長ごとのフォーカスとアイリスだろうか。

>すると、いつものような荒い写真が撮れるので、そこから色の情報だけ拾って、1枚目のホラーな写真とドッキング。

これは具体的にはどうやるんでしょうか。とても興味があります。

SONYのナイトショットを思い出す記事でした。

    まさかこんなページが一番わかりやすいなんて・・・
    http://www.exp.org/mosaic/mosaic.html

    人間の目は輝度に対して色の感度が鈍いんですよ。
    だから可視光以外の領域で詳細な輝度情報を得ることができれば、荒い色情報を元にカラー処理してもあんまり違和感がないわけです。
    問題はdark flashとは言っても可視光も若干漏れることと、可視光と別のレンズ(フォーカスとフィルタ)を使わなくてはいけないこと、色情報用のカメラは可視光の光がわずかでも無いと撮影できないこと。あくまで補助的な技術ですな。

ダイナミックレンジを広げる為に複数枚数撮るカメラも有るから、ちょっとの工夫で現実的に使えるかも。

高速で2枚撮らないと被写体がどこかえ行ってしまうのでは?

おもしろい

こういうのなんでデジカメに実装されてないのかな?
盗撮防止?

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