目に見えないフラッシュで、夜もクッキリ自然な写真

目に見えないフラッシュで、夜もクッキリ自然な写真 1

夜はフラッシュ炊かない派です。白く飛んで赤目になって不気味なので、あれだったらブレても暗くても構わないぞと。

でも、この「不自然なフラッシュ撮影 or 暗い流れまくりの写真」の苦しい二者択一にオサラバできる新技術が登場しました。その名も「ダークフラッシュ(dark flash)」!

開発したのはニューヨーク大学のDilip Krishnan氏とRob Fergus氏です。

2人はまず、フラッシュバルブを改造し、もっと広いスペクトルで光を放ちながらも、可視光線は出ないようフィルターで除去する細工を施しました。その上で、カメラのセンサに通常装備されてるUV(紫外線)のフィルターとIR(赤外線)のフィルターを取り外してみたのです。

この状態で撮ると、みんな赤外写真というか、「ユーゴスラビア人マフィアのゴロつきのマグショットですか?」みたいな仕上がりになります。こんな風に。

 

目に見えないフラッシュで、夜もクッキリ自然な写真 2

さて、このままじゃアレなんで、今度はアルゴリズムで色をつけてやる番ね。

これを撮った直後に同じカメラでもう1枚写真を撮ります。今度はダークフラッシュ抜きで。すると、いつものような荒い写真が撮れるので、そこから色の情報だけ拾って、1枚目のホラーな写真とドッキング。

するとアラ不思議。記事の冒頭に掲載したような、自然光にしか見えない仕上がりになるんですよ? これをマジックと呼ばずしてなんと呼ぶ!

夜のお出かけ用カメラを作るメーカーさんがあるかどうかは分からないんですが、こんな機能搭載のケータイがあったら喜んで買いますね。

[New Scientist]

Jesus Diaz(原文/訳:satomi)