ビル・ゲイツがアップルを10年も先取りしていた...懐かしの大予言

ビル・ゲイツがアップルを10年も先取りしていた...懐かしの大予言 1

アイディアだけならば、はるかアップルの先を行ってたのかも...

懐かしいですよね。われらがWindowsの父とも呼ぶべきビル・ゲイツがマイクロソフトを去り、今ではハリケーン退治なんかに精を出しちゃったりもしてるそうですけど、実は世間を賑わすアップルのタブレット出現という潮流を、はるか昔に大予言していたかもしれない姿を発掘しちゃいましたよ!

昔はラスベガス秋の一大コンピュータイベントとして人々を集めていたCOMDEX(コムデックス)といえば、その前夜祭ともいうべき基調講演に、毎年のように当時はマイクロソフトの会長だったビル・ゲイツが登場しては、開幕を飾ってたんですよねぇ。で、この大舞台でゲイツが、いろいろと今後のコンピュータ業界の展望とかを偉そうに語ったりするんですけど、古くは2000年という昔に、「これからはタブレットPCの時代になるんだ」なんて語り出し、続く2001年の基調講演では、ついに形になり始めたタブレットPCなんかも披露しつつ、ドド~ンと新時代の幕開けを宣言しちゃっていたのでした。

ギズ読者の皆さま、そんなの覚えてましたか? 今この講演を聞くと、なんかゲイツのファンになっちゃうかも~。ちょっと続きで、アップル新製品を思いに描きながら、名予言を眺めてみてくださいな。

 時は2001年也。ビル・ゲイツ曰く。

「ついに世界はタブレットPCに目ざめるだろう。いつでもどこでも最先端のPCテクノロジーを呼び出せる、ノートPCの次なる限界を超えたモバイルプラットフォームとして、タブレットPCが圧倒的な支持を集めることを約束したい。私は今日、今後5年以内に米国内で最も売れるPCの形が、必ずやタブレットPCになっているとお知らせできるのを非常にうれしく思う」

いやぁ、なんと自信に満ちた語り口なんでしょうね。その後、Windows XPの「Tablet PC Edition」をリリース(そんなのあったの知らないよなんて人もいたりして...)し、世界は必ず俺についてくる! そう信じて疑わなかったビル・ゲイツは、仕事でもプライベートでも、マイPCには必ずタブレットPCを使い込むというポリシーを徹底しながら、PC業界の大きな変化を待ったのですが...、結果はもう皆さまもご存知の通りですよね?

あ~あ、このセリフ、もうじきアップルのスティーブ・ジョブズCEOが、かっこよく新タブレットをアナウンスする時に使ったら、ピッタリだったかもしれないですよね。ちょっとゲイツは時代を先取りしすぎたのかなぁ。もしや、この大外れとなってしまったタブレットPCの責任を感じて、がっかりマイクロソフトを去って行っちゃったのかなぁ。

今から思えば、基本的にスタイラスで画面をつつくしか能がなかった当時のタブレットPCと、現在のマルチタッチに対応した「Surface」ですとか、さらにはこれからマルチタッチ対応でリリースされる「Windows 7」とでは、あまりにも大きな違いがあり、ようやく長く時は経たものの、ゲイツの夢見たタブレットPC新時代の到来の機は熟してきたのかもしれませんね。

えっ? アップルがやってこそ、初めてタブレットも日の目を見るんだって? んまぁ、もうすぐその答えも出るでしょう...

[CNN and Image]

Mark Wilson(原文/湯木進悟)