工具袋の宇宙漂流の旅とその結末(動画)

それは2008年11月のことでした。国際宇宙ステーションで船外活動中、工具袋が宇宙飛行士Heidi Stefanyshyn-Piperさんの手をするっと離れて宇宙に漂っていったのは。この動画の冒頭部がその決定的瞬間です。

世界中の天文ギークがその行方を追って望遠鏡を操作した結果、その軌跡をとらえることに成功した人も現れました。

その後、この工具袋は宇宙ゴミの仲間入りをして地球の周りを回っていると思われていましたが、8ヶ月の旅は今週前半、太平洋の上で終わりを迎えたそうです。

その顛末と、地上の望遠鏡がとらえた工具袋の映像(動画)は以下でどうぞ。

 

この10万ドル相当の工具袋は地球に落下、大気圏再突入の際に燃えたとのことです。伝えたのは工具袋及び19000個も軌道に存在する他の宇宙ゴミを追跡していた米国空軍の宇宙オペレーションセンター。カリフォルニアのVandenberg 空軍基地にあるそうです。

対象物の大きさと材質からいって、我々はこの物体が地球に衝突する前に完全に燃えたものと推測している

と、担当者は述べました。

こちらの動画は地上の望遠鏡がとらえた工具袋。流れ星のようですね。うっかりこれに願いをかけてしまった人がいたら...願いが叶う確率は残念ながら低いような気がします。

[Space via Gearlog]

Sean Fallon(MAKI)