本物のタバコ、電子タバコよりまだ健康にはマシと判明!
掲載日時:2009.08.12 20:00
健康を害さない電子タバコを...ってウソだったの?
専用カートリッジをセットし、まるで本物のタバコを吸うような感覚で楽しめることが売りの電子タバコなんですけど、ニコチン含有量の少ないカートリッジを使えば、徐々に禁煙できる効果があるだとか、まったくニコチンが含まれていないカートリッジであれば、喫煙気分を味わいながらも健康を保てるだとかいう宣伝文句には、もしかすると気をつけたほうがいいかもしれませんよ。
まぁ、一口に電子タバコといっても、様々なメーカーから多彩な商品ラインナップで販売されているので、一概に結論づけることはできないんでしょうけど、中には健康に良いどころか、かえって本物のタバコなんかよりもタチの悪い粗悪な電子タバコが出回っているという、気になる調査報告が正式に出され、警告まで発せられてますからね。
ではでは、続きにおきまして、問題の米食品医薬品局(FDA)が発表した最新分析レポートで明らかになっている衝撃の事実をご紹介いたします。どうぞご覧くださいませ。
健康に良いし安全だから、ヘビースモーカーや愛煙家にも喜ばれる強力な発明品! そう鳴り物入りで紹介されてきた電子タバコに対しては、当初から、その効果を疑問視する声が各所から上がっていたんですけど、どうも怪しい面が多そう...ということで、ついにFDAで医薬品の評価分析を進める部門が、本格的な調査を開始しましたよ。
わりと米国内で一般的に流通し始めたメーカーが製造する多彩なモデルの電子タバコを一斉対象とし、その成分などを、パッケージなどで謳われている仕様と比較調査してみたところ、なんともズサンな安全管理面での実態が明らかに!
●同じメーカーの同じニコチン含有量が謳われた専用カートリッジを無作為に選び出し、本当にパッケージに記された割合でニコチンが入っているのかを調べてみたが、表記されていたニコチン含有量と全く同じ商品を見つけ出すほうが困難な状態だった。中には、平気で倍以上のニコチンが入っているカートリッジも少なくなかった。
●「このカートリッジにはニコチンが入っていません」という商品の中から、微量ながらニコチンが含まれているのを発見するケースも多かった。メーカーによっては、ニコチン含有量ゼロを謳う商品に、意図的にニコチンを含ませて販売しているのではないかと疑りたくなるほど、悪質な事例も報告されている。
●本物のタバコの代替効果を掲げる、ほとんど全ての専用カートリッジから、本物のタバコで一般的に検出される有害な成分が、同様に検出されている。
●商品によっては、本物のタバコに含まれる有害物質ばかりか、さらに有害な発ガン性物質などが複数発見される結果となった。例えば、人体に極めて有害である、不凍剤の成分ともなるジエチレングリコールが含まれた商品があったほか、ニトロサミン(発癌性物質)が検出されたモデルは、今回の調査対象品の過半数にも上った。
な~んか、怖くなっちゃう調査結果じゃないですか! 米国での事情なので、そのまま日本で入手可能な電子タバコに当てはめるわけにはいきませんが、かえって本物のタバコのほうが、まだ人体に及ぼす悪影響はマシかもしれなかったら、それって最悪ですよね?
さらには、米国内の医師会などが中心となって、今回の調査結果を踏まえる以前から、すでに次のような気になる公式見解を発表していますよ。
●本物のタバコに憧れる人に、安易に電子タバコを提供してしまうならば、たとえニコチンが全く含まれていない専用カートリッジを最初は使用していたとしても、徐々にニコチンが含まれた商品へと手を出し、結局は喫煙を始める大きなきっかけを提供する以外の何物でもない危険性が指摘されている。
●少しずつニコチン含有量を減らしたカートリッジを使用していくことで、喫煙者に対しては、ある種の禁煙治療にも役立つとされている電子タバコだが、手にタバコを持ち、口にくわえるというタバコのような利用スタイルが、結局のところ、身体で覚えてしまった喫煙の習慣を断つことには全くならないため、この分野での使用を勧めることは絶対にできない。
ま、ギズ的には、まるで本物のタバコのような体験を電子的に実現するなんて聞くと、おぉっ、やるじゃねぇかよって興味をそそられちゃったりもするんですけど。で、実際に米GIZMODO編集チーム内の愛煙家の中には、全生活を電子タバコのみで乗り切ってやる! と勇み足の新し物好きも登場してたそうなんですが、すっかり現在では怖くなって控え気味なんだとか。これから米国内では規制強化の波が押し寄せることも予測されてるそうですよ。
日本のギズ読者の皆さまは、もう試してみた人って多いんでしょうか? ちょっとコメントで情報提供よろしくお願いしますね。
Rosa Golijan(原文/湯木進悟)
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コメント(11)
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タバコの害というとニコチンが最初に想起されるし、実際ニコチンは猛毒です。しかし、体内に留まる時間は意外と短く2週間もすれば完全に体外に排出されてしまうと言われています。
危険なのは、むしろタールの部分。発ガン性の高い成分のほとんどは、このタールの部分に含まれているのです。
ところで、低ニコチンのタバコというと比較的健康的なイメージがあると思いますが、実は逆で、ニコチンが少ない分、吸い込む煙の量が自然に増え、より多くのタール成分を体内に取り込むことになります。
このことは、WHOも指摘しています。
また、悪質なことに、タバコ会社は低ニコチンのタバコほどたくさんの煙を吸い込みやすいように、通気孔を増やすなどフィルターに細工していたりもします。
というわけで、ニコチン量についてはあまり重要ではないと思います。まあ、ニコチン量をごまかして依存から抜けるのをジャマしているのであれば、悪質ですけどね。
はじめまして。電子タバコをはじめて半年の愛用家です。元々ヘビースモーカーだった私は一週間で2カートンを消費していたのですが、現在は0、つまり電子タバコ(ニコチン入り)へ完全に切り替わっています。実感として体調はとても良いと感じるのですが、今回の記事はとても気になるものでした。
アメリカで流通しているものが対象とのことですが、現状、中国で生産された物が大半だと思います(日本においても同じです)。
ですので、いたずらに不安感を煽るだけでなく、一度、ギズモードさん主体で調査して頂きたい、本当にそう願います。
今後に繋がるのであればとても良い記事だと思うし、反対にここまでの内容でしたらあまりに軽卒な記事であると思うのです。
今後も楽しみにしております!
>一度、ギズモードさん主体で調査して頂きたい、本当にそう願います。
>反対にここまでの内容でしたらあまりに軽卒な記事であると思うのです。
・・・何様のつもりかと
そう言う事は医師会なり消費者センターにいってくれ。
そもそもそんなにガタガタ騒ぐならタバコなんて止めちまえ。
あなたこそ何様ですか?
個人的には「やっぱり」です。
タール等の肺へのダメージ削減のため、ニコチン入りを個人輸入しようかと思っていたのですが、
カートリッジ(リキッド)の生産国見て二の足踏んでいました。
タバコ業界(もしくは製薬業界)のロビー活動の賜物なのかも知れませんが。。
僕は元々タバコを吸うわけでもなく、ネタとして電子タバコ(もちろんニコチンは含まれてません)を買ったんですけど、やめたほうがいいんでしょうか。
副流煙が出ないならいいんじゃないですか。
周りの人に害を与えないだけでも進歩です。
今のタバコだってたっぷりニコチンやタールが入っているわけですし。
日本では電子タバコの規制が厳しいため、ニコチン入りのリキッドは流通していません。
所詮は「粗悪リキッド」に限った話です。
「本物のタバコの代替効果を掲げる、ほとんど全ての専用カートリッジ」とはおそらくニコチン入りのものだと思いますし…
国内流通のノンニコチンリキッドのものに関して言えば、明らかに本物のタバコより害が少ないです。
ジエチレングリコールなんて昔はワインに混ぜて飲んでたんじゃないかい?
電子タバコを利用し始めて数週間経ったころ気管支炎となりました。 通院1ヶ月もしてお薬もきっちり飲んでいるのに、なかなか治りません。主人も体調異変を感じ、すぐに使用を中止しました。知り合いも電子タバコで喉を痛めたようです。カートリッジがメイドインCHINA‥ 成分を調べてみたい気分です。
たばこ吸いたいけど健康も気になるそんなあなたへ