宇宙の初期段階の銀河を撮影した「ハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールド」(動画あり)

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ハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールド(Hubble Ultra Deep Field。ハッブル超深宇宙探査、通称HUDF)」は、宇宙の最初の段階の銀河をも捉えているかもしれない、NASAの最高傑作写真です。

非常に古い銀河がその向こうにあると予測される、月の直径の1/10ほどのエリアにハッブル宇宙望遠鏡を向け、可視光で捉えられるギリギリ遠さの銀河を、1万個ほどを撮影。できあがった写真からは、宇宙年齢の95%(残り5%!)までさかのぼった姿が映し出されていました。

宇宙誕生から10億年くらいの間が、宇宙が大きく変化して今の形に落ち着いた、ダイナミックで重要な時期ですが、HUDFはビッグバンからわずか8億年後の銀河まで捉えているそうです。また、通常の渦巻銀河や楕円銀河以外の形の銀河も多数混じっており、今の宇宙とは違う、混沌とした時代をも表現しているのだとか。

なによりも、恐ろしく美しい写真です。自分はなんと小さな存在なのだろうと謙虚な気持ちになると同時に、我々はなんと貴重な存在なのだろうと身が引き締まる思いがします。

以下にこのHUDFができるまでをまとめたドキュメンタリー映像を置いておきます。

 

Jesus Diaz(いちる)