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レイアード・ハミルトン「僕が1番怖かった波」(動画あり)

2009.08.25 22:00 [5] [0]

090815_Laird_Big_Wave.jpg


(これは世界的サーファーにしてテックに強いレイアード・ハミルトン[Laird Hamilton]が自ら語る、恐怖のサーフィン体験と命を救ったジェットスキーのおはなしです)

僕はよく人に、「これまで乗った波で一番怖かったのは何ですか?」と聞かれる。思い返してみれば子どもの頃は、だいたい週に3・4回は海で遭難救助されていた。5歳か6歳になるまでの話だが。海で行方をくらますので有名な子だった。

監視員が「レイアードがまた荒波に出ちゃってるぜー」と言いにくると、家で母ちゃんは「いや、そんなわけない、自分の部屋でお昼寝中よ」とか何とか言う。すると、「いや、また荒波に出ちゃってるよ」っていう具合にね。

何度救助しても消えるのでウンザリきた彼らに、「よお、レイアード。いい加減なんとかしなきゃな」なんて言われたこともある。

こんな風に僕は極限の恐怖の瞬間はガキの頃から何度も体験しながら大きくなった。これまで怖い目にはいくらでも遭ってる。

でも一番怖かったのは、一番最近の経験だ。今思い出してもあんな思いは二度としたくない。


あれは2年前の12月3日のことだった。僕は友人と2人で100フィート(約30m)は軽く超える波に乗っていた。

それは100か200フィート(30m〜60m)もあろうかという大波だった。―と言ってもメジャー(巻き尺)持ってなかったので正確な数字は分からないが。とにかく自分が持てる経験と力をありったけ出し切ることが要求される波だった。

僕はサーフボードで彼はジェットスキー。波の後ろで彼がジェットスキーで拾ってくれた。

次の波に乗るべく一緒に進むと、背後からこれまで見たこともないような大波が落ちてきた。あれは僕の背中から襲ってきた波としては、過去最高と言っていいと思う。

僕らは波にのまれたまま信じられないほど長い距離、さらわれていった。3分の1から半マイル(531~804m)ぐらいもあっただろうか。しかも、あんなに沈んだことはないというぐらいの水深から海面に出て息を吸ったと思った瞬間、今度はまた別の波が襲いかかってきたんだ。友人の姿はどうにか見ることができた。2人でさらに4回ぐらい波を被った。回を追うごとに波は小さくなっていった。

友人はこの大波で重傷を負ってしまったんだが、止血帯と言っても持ち合わせはウェットスーツしかない。しょうがないのでウェットスーツで脚の止血を行った。

あたりを見回すと、2人がいる地点から4分の1マイル(402m)ほど先にジェットスキーがある。そこで僕は決断を迫られた。彼ひとりをその場に残してジェットスキーを拾わなければ彼は死んでしまう。彼は近しい友人だ。2人とも同じ年頃の娘がいる。無二の親友なのだ。

結局、彼ひとりその場に残してジェットスキーを拾って戻ることに決めた。

いざ行ってみると果たして、ジェットスキーは動いていた。動いてなかったら、今ごろどうなっていたかはわからない。体から血という血が全部流れていたかもしれないし、今ここでこうして話すことはなかっただろう。でも、とにかくエンジンは動いていたので、こちらも「ジェットスキーで命拾いした!」ってね。
 


友人が死んでしまうんじゃないかという恐怖は、これまで自分の身に降りかかったどんなことよりも激しく僕を震え上がらせた。災難が降りかかってくるのが自分なら、どんなひどい状況か考えるまでもなく単に対処していれば済む。けど、他人 ―特に大事な誰か― に起こってくると、そうはいかない。ずっと最悪だ。

だから彼が無事でいてくれて、家族に彼が帰れない理由を僕から説明する必要がないというのは本当にありがたいことだった。

死んでしまった人間は死ぬ心配などしなくて良い。死ぬ心配をするのは生きてその場に残された人間だけだ。その意味で、死んだ人間より生きてる人間の方がずっと置かれた状況は過酷だ


090815_Laird_Jet-Ski.jpg


[筆者プロフィール]

レイアード・ハミルトン: 1980年代からサーフィンの英雄として活躍中。2000年8月タヒチ島のTeahupo Reefで最も危険な波を乗りこなし、「ビッグウェーブ・サーフィンのキング」の名を不動にした。進取の気に富み、カイトサーフィン、トーイン・サーフィン、ハイドロフォイル・ボーディングはじめ数々の新アクティビティを開拓した。また、プロ用iPhone&iPod専用防水ケース製造元「H2O Audio」取締役として特別仕様の防水イアフォンのライン「Surge」を展開、その収益は自閉症教育推進団体「Beautiful Son財団」に全額寄贈している。


以下の動画は、映画『Laird』収蔵の神業コレクション;
 

    こちらは映画『Riding Giants』収蔵のTeahupo攻略の名場面;    


Laird Hamilton(原文/訳:satomi)
 

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コメント(5)

英語がわかるということと、日本語が書けるということとは、まったく別の才能なんだなぁということがよくわかる文章のオンパレードみたいなエントリーですね。。。

Gizを読んでいて時々思うのですが、もう少し“普通の日本語”を書ける人に翻訳を頼めないんでしょうか?

two in (トゥイン)ですね。

自分も以前DVDで見ました。

とても人間業じゃないですね、、、


自分はまだごくごく普通にしか乗れないんで、少しでもこの人達に近づけるように、、、って無理か。。

>通りがかり
じゃ、おまえがやれ。
出来もしないくせに文句ばかり10人前。
いい加減うんざりだ。
いいか、句読点は一個だぞ。
文末に?を付けるな。
アフォが。

いやいやいや、波乗りをする背景がない人で、レイアード・ハミルトンのような特殊な体験をした人の語り口を日本語になおせって、そもそも無理な話です。この訳で十分に意味が伝わっていると思いますよ。
僕のような毎日のように潮に浸かっていながらもガジェットが好きな両生類読者が結構いると思うので、これからもちょくちょくこういう内容の記事よろしくおねがいします。

指摘が、ピンと来ないので、何処がマズいのか、最初の人、直してみてもらえませんか。

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