10年の修行を経て...プロ顔負けのチャーハン調理ロボット「ロボシェフ」進化中!

10年の修行を経て...プロ顔負けのチャーハン調理ロボット「ロボシェフ」進化中! 1

炒め具合まで究めてしまったそうですよ!

チャーハンって奥が深いんですよね。あの中華鍋の熱し方、各種具材や油などを加えるタイミング、鍋を振っては混ぜる加減などなど、最高のパラパラふんわり感で味わい豊かなチャーハンを完成させるのなんて、ちょっとやそっとでデキルもんではありません...

ところが、そんな人間の悩みを吹っ飛ばす、究極のチャーハン調理をプロ顔負けでこなすロボット「ロボシェフ」の活躍が話題になってるんですね。このところラーメン屋さんなんかでも引っ張りダコという進化し続けるロボシェフの秘密に迫ってきましたよ。ぜひ続きからご覧くださいませ。

 

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コードレス仕様で世界どこでも出前出張職人芸にぎりを実現するモバイル寿司ロボット「天-TEN」は和食を究めてきましたが、中華では右に出るもののないロボシェフの存在が大きいんですね。大阪国際見本市委員会がインテックス大阪で開催した「外食・中食設備機器フェア2009」に姿を現した、ロボシェフの生みの親となるエム・アイ・ケーのブースは、その道のプロをもうならせる美味いチャーハンの香りに惹かれて、なかなかの大賑わいでしたよ。

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ロボットのスイッチをONにすると、勢いよくガスの炎が上がりつつ、セットされた中華鍋がクルクルと平面回転し始めますよ。熱源と鍋底の距離をベストポジションに保ちながら、あの技術が求められる中華鍋振りの自動化で、最も熱効率よくスピーディーにチャーハンを炒められるようになっているとのことですね。次々とロボシェフの命じるマニュアル通りに御飯や具材、卵に油、各種調味料などを加えていきますと、ロボシェフの右腕ともいうべき「らせん状ループ」が回転して、ロボヘラとセットで、これまた芸術的なる炒め具合で焦げつかせることなくチャーハンを仕上げていきます! ここにかかる調理時間は、4人前ならわずか2分程度とスピーディーな作業ピッチも圧巻ですよ。

ちなみにロボシェフの開発の道のりは前途多難でして、最高の炒め技術を完成させるためだけに、ほぼ10年間を費やしてきたといいますから、もう並大抵の苦労ではありませんね。とりわけ業界ではドラム式の調理ロボットは以前から存在していましたけど、やはり中華鍋を振りつつ、上方へと蒸気を逃がしながら、均一に火を回して職人技で作り上げられるチャーハンと比較しますと、どうしても味の面で劣ってしまうことが指摘されており、このまるで人間が中華鍋を振って作るかのようなデザイン設計の現在のロボシェフの構造へと行き着いたんだとか。まぁ、ロボシェフの実演調理後に皆でいただいたチャーハンの美味いことといったら、ラーメン家さん大好きのボクも、思わずビックリするほどの、とてもロボットが自動調理したとは信じられない最高の味でしたね~

現在、すでにロボシェフは、続々と外食産業の調理現場へと導入されており、すでに全国チェーンの某ファミリーレストランなんかでは、全店で一斉採用されちゃいそうな勢いでもあるんだそうですね。実はこの前あなたがオーダーしたチャーハンは、人間ではなくてロボットが調理したものだったりして...。中には、ロボシェフが作ってくれるという面白さを前面に出してお客さんにアピールし、その調理風景が楽しめる店まで出てきているんだそうですよ。

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この道10年以上というロボシェフ開発を進めてきたエム・アイ・ケーは、通常よりも火力をパワーアップさせたモデルとか、上の写真のように、ガスを使わずIH一体型(電磁調理方式)の新モデルを出してきたりもしてますよ。おまけに各導入店からのフィードバックを反映させて、さらにコンパクト設計で置きやすいミニロボシェフの開発なんかも進行中であることを教えてくれましたね。ボクらが一般家庭で使えちゃうファミリータイプのロボシェフなんかが誕生してきたら、もう最高でしょうね!

あと現行のロボシェフの使い方も、普通にチャーハンを作るくらいだったら、わずか数分でだれでも習得できるんだそうですが、同じロボシェフで、焼きそばからチンジャオロース、はたまた酢豚にエビチリなどなど、操作方法のコントロール次第で、いろいろクッキングできちゃうレベルの完成度になってもいるようです。複数台のロボシェフを同時に操作して、目にも留まらぬ早業で、さまざまな中華料理を作り上げていくなんて利用スタイルだって可能なんだとか。おいらもロボシェフの手助けで開業しちゃおっかな~

(湯木進悟)