詳細初リーク! マイクロソフトの極秘タブレット「Courier」(動画あり)

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―さてはみんな漁場、間違えてた?

世界中のマスコミがAppleタブレット上陸を待ちわびる中、誰もいない沖合いにザブンと大魚が姿を現しました。

Microsoftの新タブレット「Courier」です。

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Courierは実在のデバイスです。ギズが聞いた話では、開発は「後期試作品」段階にあるそうです。タブレットではなく、見開きのブックレット型。7インチ(おおよそ)のデュアルスクリーンはマルチタッチ対応で、指に加えスタイラスでも書いたり、フリックしたり、線描が楽しめます。

2面を真ん中で繋ぐヒンジにはiPhoneみたいなHOMEボタンが1個ぽつねんとついてます。無線シグナルや電源なんかのステータスは縁に表示。背面にはカメラも。充電はPreの充電ドック「Palm Touchstone」みたいに、置くだけでチャージできる磁気誘導式になるかもしれません。

ごく最近まで「Courier」は社内の奥の奥のそのまた奥でスカンクワークス(特命チーム)の事業として進められてきたものです。その存在を知るのは担当のエンジニアとエグゼキュティブだけ。チームはマイクロソフト社内でも選り抜きの精鋭たちで、プロジェクトの陣頭指揮を執るのはエンターテイメント&デバイス(E&D)部門最高技術責任者(CTO)でありユーザーエクスペリエンスの魔術師であるJ. Allard(ジェイ・アラード)氏。気合い入ってます。

現在、Courierはユーザーエクスペリエンス開発段階で、マイクロソフトは社外の業者にもデザインコンセプトを見せている模様。

マイクロソフトには他社と共同で開発を進める伝統がありますけど、特にE&D部門はこの傾向が顕著で、ZuneもXboxも同様の開発プロセスを踏んでます(先日アップルストアに対抗して「Microsoft Store」を立ち上げる計画がサードパーティーからリークしましたが、あれもMS社によるとコンサルタント会社が実際用意したレイアウトとコンセプト案だそうですよ)

動画には「Pioneer Studios」という名前が出てますが、これはマイクロソフトE&D所轄部門ですね。極秘プロジェクトで長年協力関係にある業者と共に、この種の任務を担当しています。

Courierのユーザーエクスペリエンスは、みんながAppleタブレットに求めるものとは対極にあり、複雑です。スクリーンは2つ。ペン入力主体のインターフェイスにマルチタッチの指ジェスチャー認識を幾通りかマッシュアップしており、高度なグラフィックスを駆使したテーマ、モード、アプリも取り揃えてます(僕らが気に入ったUI? ヒンジが「ポケット」にも使えるところですね。ページからページに動かしたいアイテムは、ヒンジに入れておけます)。

マイクロソフトのタブレットにはデジタルインク主導の伝統がありますけど、このインターフェイスは(僕らもこんなのはこれまで見たことないですけど)明らかにその伝統とSurfaceタッチコンピュータ、Zune HDから来てると思いますね。

ギャラリーも、どうぞ。

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この「Courier」については数日以内にもっともっと詳しい話をお伝えします。是非お楽しみに。

To watch the video, you'll first need to install the flash player.

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(動画ご覧になれない方は米Gizmodoでどうぞ)

The Paperboy(原文/satomi)