最新iPod touchを分解! 裸になって隠れた大人の事情も明らかに...

最新iPod touchを分解! 裸になって隠れた大人の事情も明らかに... 1

う~ん、やっぱりアップルは大人だよねぇ。

iPodシリーズの分解修理では定評があるiFixitが、またまた今回もやってくれましたよ。新たにパワーアップした第3世代の「iPod touch」32GBモデルを大胆分解することで、なななんとアップルが語ろうとはしなかった数々のベールに覆われていた新事実も明らかになってきてますね。実はソフトウェアアップデートなんかで、驚きの機能強化が行われることだって夢ではないのかも...

それではそれでは、続きにて順番にiPod touchを脱がしていくことにいたしませう!

 

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とにかく今回の新世代iPod touchで最大の目玉は、スペック的に性能向上が図られて、非常に快適なスピードアップを体感できるってことでしたけど、確かに心臓部ともいうべきARMプロッセサのモデルナンバーは「339S0075 ARM」という初めて見るものに変わってますね。以前の第2世代のiPod touchには「339S0048 ARM」が、そしてiPhone最新モデルのiPhone 3GSには「339S0073 ARM」が搭載されてましたので、この数字だけから判断するに、やはり新iPod touchこそ最速モデルなのかもしれませんよ。

それから、他のさまざまなパーツも、第2世代と第3世代では、よく似てはいるものの、まったく同じではなく新調されてるものが目立つようですね。例えば、LCDのディスプレイ部分なんかも、じっくりと調べてみれば、やはり新しいパーツに変更されていましたよ。

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また、こちらのBroadcom製のチップ「BCM4329」なんですけど、実は正式にはアナウンスされていない機能なんかもサポートしてるんですよね。その筆頭に挙げられるのは、802.11nの高速無線LAN規格への対応です。Bluetooth 2.1 + EDRやFMレシーバー&トランスミッター機能なども標準サポートされてますから、ちょっとアンテナなんかつけちゃって、アップルからソフトウェアアップデートが提供されさえすれば、FMトランスミッターでiPod touchの音楽をストリーミング配信するなんて使い方ができちゃうかもしれませんよ。もし実現すれば、iPhone 3GSにもない差別化を図れる機能として、かなりiPod touchの格も上がるんじゃないでしょうかねぇ。

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あと、やっぱり今回の分解で発見した、最もアップルらしからぬポイントが、こちらの本体上部に作られている6×6×3mmのスペース部分でしょうね。どう考えても、不自然に空いちゃってるという感じでしょうか。ありゃま、脱いじゃってバレちゃったわんっていう、ここはアップルとしてはスルーしてほしいスポットなんじゃないでしょうか?

なんといっても、先週の発表で肩透かしだったのは、どうしてここにきてiPod touchにカメラが搭載されないのかって疑問に、なんら納得のいく答えが得られなかった点でした。「iPod nano」にはビデオカメラまで搭載しておいて、iPod touchはスルーでしたからね。ただ、この今回発見されたスペースだと、やはりiPhone 3GSに搭載されてるのと同等以上のカメラを埋め込むというのは、まだちょっと無理があるようでして、iPod nanoと同等レベルのカメラくらいなら、その気になれば積めるけどってレベルでしかないらしく、きっとアップルにとって最適解は、もう泣く泣くスペースはスペースのまま見送るってとこだったんでしょうかね。

でも、正直に言いまして、やはりこのままではiPod touchの進化を終わらせてほしくないです。無事にステージ復帰も果たした、ジョブズに期待ってことですね...

[ifixit]

Sean Fallon(原文/湯木進悟)