ポータブルなヘッドフォンアンプを聞き比べてみました

ポータブルなヘッドフォンアンプを聞き比べてみました 1

iPod、iPhoneでもいい音を聴きたい味わいたいと思う方が多い今日この頃。ミナサマいかがお過ごしですか?

残念ながら音質と低ノイズ性を重視して作られたヘッドフォン・イヤホンはインピーダンスが高く音圧レベルが低いため、iPodとの相性は×。ぶっちゃけ、パワーが足りないんです。iPod内蔵のアンプだとね。

それでもお散歩中にいい音が聴きたい! と願う方にピッタリのアイテムが充電式または乾電池駆動のヘッドフォンアンプ。縁あって、海外のコンパクトなヘッドフォンアンプやカスタムケーブルを扱うHIGH FI International Online Storeさんから乾電池で動く「Go-Vibe Martini」(1万4400円)を提供していただきました。

このコと手持ちのFiioのE3(アマゾンで1800円)、NuforceのIcon Mobile(同1万3650円)をとっかえひっかえ、AKGのK240 Studioで聞き比べて見ましたよ。

リファレンス曲はYMCKのファミリージェネシスを192kbpsのMP3にしたもの。音数も倍音成分も少ないチップチューンのしかも圧縮音源なので、ジャザーかつWAV&FLAC推進派の方々とは異なる感想かもしれません。悪しからず。・iPhone&K240 Studio

K240はタイトでドンツクくる曲とマッチする、ワイドレンジで解像度の高いヘッドフォンなのですが、iPhone直結だとヌルい。明らかにもやーんとしてます。1万円くらいのハイレスポンスなヘッドフォンのほうがハッキリクッキリしてる。サンダルで100m走に出るくらい無茶な状態なのかも。

・iPhone&Fiio E3&K240 Studio

ポータブルなヘッドフォンアンプを聞き比べてみました 2

ボリューミィな低域が出てきました。でも中高域の見通しの悪さはさほど変わらず。ゆえにリズム部ばかりが前に出すぎ、思わずボリュームを絞っちゃいました。

・iPhone&Icon Mobile&K240 Studio

ポータブルなヘッドフォンアンプを聞き比べてみました 3

霧、晴れたなあ。K240 Studioの分解能とタイトさが生きてきます。ボーカルとバッキングが分離して、まるまっこくて太いPSGサウンドが実感できるようになりました。

・iPhone&Go-Vibe Martini&K240 Studio

ポータブルなヘッドフォンアンプを聞き比べてみました 4

鳥肌モノだ...。シンプルな波形の音ゆえに、フィニッシングの差が浮き彫りに。具体的には音場が広いのに定位が明確。トラックダウン時のエフェクトの質も見えてくるような。ただし、いい意味でヤワい音を使っているレイ・ハラカミの曲を再生したときは、ほとんど差を感じませんでした。

Icon Mobileより重いし大きいし、バッテリーも電池式(Icon MobileはUSBで充電)。なので大きなバッグにiPod、iPhoneを入れて、長いケーブルのヘッドフォン・イヤホンを使う人にはオススメの逸品ですね。

最初の写真の左側のモデル(「Audio Line Out (ALO) Double Mini 3」。チップチューンのMP3だとGo-Vibe Martiniと大差ありませんでしたが、Linn Recordsで買った24bit・192kHzのクラシックトラックだと凄いこと凄いこと。これ、サラウンドヘッドフォンじゃないよね? と勘違いするほど、ホール中央に立っているような感覚にシビれました)などなど、HIGH FI International Online Storeさんのページには他にも多くのモバイルオーディオ系アイテムが用意されています。9月に入ってから新モデルも投入されたそうなので、興味がある人はぜひ!

そして最後になりましたが、視聴に使わせていただいた「Go-Vibe Martini」を抽選で1名様にプレゼント! 普段使っている携帯オーディオプレーヤー(iPhoneなどスマートフォン含む)とヘッドフォン・イヤホンを明記の上、editor@gizmodo.jpまでご応募ください。当選者の発表は、商品の発送をもってかえさせていただきます。

HIGH FI International Online Store

(武者良太)

 

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