ウサちゃんコンタクトレンズで目をディスプレイに!

ウサちゃんコンタクトレンズで目をディスプレイに! 1

ダダン、ダンダダン。ダダン、ダンダダン。

ダダダーダーダーダーーー、、、ってあれです、映画「ターミネーター」ですよ。そのターミネーターは直接瞳に情報をディスプレイしてましたけど、それをコンタクトで実現しようってのがこちらの「ウサギ目」研究。

ウサちゃんコンタクトレンズで目をディスプレイに! 2

コンタクトレンズ上に回路アンテナLEDを埋め込んで情報を表示します。

 ワシントン大学バイオテクノロジーBarak A. Parviz准教授が現在の研究成果を発表していますが、かなり凄いですよ。すでにコンタクトレンズの開発は実証実験に入って、装着した状態で1つのLEDを点灯するのに成功。また20分の連続装用で問題ないことを確認。電力は無線で供給、そのうちに複数のLEDが表示できるようになれば文字や画像を出すことができます。

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とはいえ、まだまだ問題は山積み。電子回路ですから、有害物質が眼に入る可能性もあります。格子状にするときLEDを使って発光させるか、それとも外光を取り入れて使うか。消費電力に大きな違いがでてきます。さらに目の焦点は通常見るものにあっているわけですから、コンタクトレンズ上のLEDにはあいません。となるとボケボケの表示になるので、各LED毎に小さなレンズを埋め込んで解決しなければならないとか。さらにはLEDじゃなくてレーザーを使おうとか、電力は無線じゃなくって太陽光発電を使おうとか。

Parviz准教授いわく、

コンタクトレンズに全部の機能や技術を詰め込まなきゃいけないから大変です。まずいくつかプロトタイプをつくり、動物実験で安全性を確認しました。現在取り組んでいるのは、回路全体を小型化することや無線による電力伝達の効率化で、ようやく電源から数センチメーター以上離せるようになりました。

いやはや、ウサギ目になるのも大変です。

IEEE Spectrum

matt buchanan(原文/野間恒毅)