本を見るとしゃべりだすペン「スピークン」が中国より上陸!

本を見るとしゃべりだすペン「スピークン」が中国より上陸! 1

日本語でも英語でも中国語でもなんでもしゃべるペンですよ...!

ちょっと変わったペン型のMP3録再プレイヤー「スピークン」は、紙に触れた瞬間、いきなりしゃべりだします。語学学習なんかには最適でしょうね。すでに松香フォニックス研究所からは、専用テキストが発売されてますし、来年4月から始まる新学年で、学校図書として採用を検討しているとこなんかも多数あるんだとか。

それにしても不思議ですよね。スピークンそのものには、なんら読み上げ用の録音データとかが入ってるわけでもなんでもないのに、タッチすると急に流ちょうに話し出すんですからね。その秘密は、日中共同で開発された特殊技術に握られてましたよ。ちょっと続きにて解説してみましたので、あのオバマ米大統領まで巻き込むドッキリ展開と一緒に、どうぞご覧くださいね。

 

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神戸で先週開催された「国際フロンティア産業メッセ2009」には、横浜中華街と並ぶ神戸南京町が間近で賑わう会場とだけあって、中国から最先端技術を日本市場に披露しようというブースも多数ありましたよ。その中でも光っていたのが、スピークンを売り込むアポロジャパンのブースでしたね。

このスピークンがしゃべりだすカギを握るのは、どういうわけか紙などに大量の音声データ情報を埋め込んでしまえる「スクリーンコード」という特許技術です。紙の上の音声情報そのものは、特に目で確認しては読み取れませんので、スピークンでタッチするとしゃべってくれそうな場所は視覚的サインで表示されることになるようです。例えば、上の絵本ですと、右ページ下の各国旗を触れれば、お話を日本語、英語、中国語で読み上げ始めるという感じですね。どこをタッチすればスピークンがしゃべりだすのか、簡単にはわからないクイズミステリー形式の本とかも面白いでしょうね。

ちなみに、素人のボクなんかには、まるで中国雑技団の大道芸のような手の届かない隠し技ってイメージしかなかったんですけど、実はこのスクリーンコードは、同じくアポロジャパンが開発を進めた音声プラスデザインソフト「画竜点声」を使えば、だれでも好みの音声を録音して、それを普通のプリンターで出力するだけで埋め込み印刷できちゃうっていうんですから、これはまたまた不思議ですよね~。一体どういう仕組みなんでしょう?

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なんとも気さくな説明でスピークンのプレゼンテーションを行ってくれましたアポロジャパン代表取締役の顧澤蒼さんですけど、さすがに特許技術の裏に隠された秘密の詳細までは教えてくれませんでしたね~。でも、これからスピークンを爆発的に日本で普及させるため、オバマ大統領がミシェル夫人と初来日する時には、こちらのスピーチブックなんかにスクリーンコードを埋め込み、大盤振る舞いでスピークンを配布しまくり、タッチすればオバマ&ミシェルの声でしゃべりだすという仕組みで、来日イベントを盛り上げる計画を進めているという極秘プランなんぞを語ってくれましたよ。

中国では天津市阿波羅情報技術有限公司を創設し、日本に渡っては日中のブリッジカンパニーとなるべく、アポロジャパンでビジネス展開を進める顧さん。その持ち前の明るさで、驚くような応用アイディアと一緒に、ぜひ画期的なスピークンの利用シーンを紹介していってほしいなって思いました。

(湯木進悟)