尻漏れ急須の犯人判明 by リヨン大
掲載日時:2009.10.29 20:00
ツーッとお茶が後ろに回ってこぼれる急須。
あれって勢いがなくなると後ろに回るんですよね(写真a')。
でもまさか急須にFlomax(失禁予防薬)が効くわけもなく...この「teapot effect」という現象は昔っから古今東西のティーポットについて回る頭痛の種でした...。
そこで「こんな尻漏れティーポットは許せない!」と原因の究明・解決に乗り出したのが、仏リヨン大学のCyril Duezさん率いる研究チームです。さすがこだわりと美学のフランス人。何百時間ティーバッグと格闘したものやら想像もつきませんけど、研究に研究を重ね、とうとう執念で真犯人を突き止めたのです。それは...
「hydro-capillary(毛管水)」作用と呼ばれるもの!
...と書かれても「???」ですが、これは液体が注ぎ口を離れる際、その液体を急須の素材に接触させたままキープしたがる力のこと。従来研究で判明した犯人くさい要素はすべてこの「hydro-capillary」作用の強さを決める要素だった、というわけですね~はい~。
で、どうしたら解消できるの?
Duezさんのチームは以下2つの解決策を提示しています。;
1) 注ぎ口はなるべく細く作る。
2) 注ぎ口は水を強く弾く最新世代の超疎水性素材で作る。
「へ?」というぐらいシンプルですが、でもまあ、ともかくこの超疎水性の素材で注ぎ口を細~く作ったポットでチームが実演してみたところ、なななんと! ダラダラ流れるヨダレはたちまちのうちに止まったんだそうな!
しかもなんと面白いことに、素材によっては電気で制御もできちゃうので、「日曜はやっぱりダラダラ回る急須でまったりしたい」と思ったら、電源をオフにすれば回る急須に逆戻り。電源を入れるとまた何度注いでもシャキッ、ピタッと止まる急須で新しい一週間が始められるんだそうですよ? すばらし過ぎます。
[arxiv via MIT Technology Review]
Jack Loftus(原文/satomi)
掲載日時:2009.10.29 20:00
最近のコメント : 注ぎ口先端、下部側より上部側を伸ばせば解決。http://www.maru......more »
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コメント(9)
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ほしい!
自分はよくお茶をいれて飲むので、たれてくるお茶でデスク?兼作業台が濡れるので困っていたのでぜひとも販売して欲しいですね。
出してくれないかなー。
研究に研究を重ねたコトには敬意を評しますが問題は細さでなく角度だということは陶芸に詳しい方なら常識かと。。ご苦労様です。
洗濯洗剤とか柔軟剤のキャップみたいな構造にしたらいいんじゃない?
「電気で濡れ性を制御」というのはElectro Wettingという現象を利用するのかな。でもそうだとすると電圧を上げるとかえって濡れ性が増す気がします。。電源ONで駄々漏れ、OFFでピタッなのではないでしょうか。
だから日本には注ぎ口にゴムチューブをつけた急須があるのに。。ご苦労様です。
こぼれるように戻す意味がわからない
ティーポットよりも調味料や塗料のタレが困る
>注ぎ口にゴムチューブをつけた急須
あれは輸送時に注ぎ口が破損しないようにするためのカバーです。
利用時には外して下さい。
注ぎ口先端、下部側より上部側を伸ばせば解決。
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