三洋「VW」に軍配!? 空気清浄機のウイルス対策を比較してみた

三洋「VW」に軍配!? 空気清浄機のウイルス対策を比較してみた 1

ぶっちゃけ、今一番欲しいものといったら空気清浄機なんですよ。

なんせオバマが「緊急事態宣言」を出したとか、タミフルが効かないとか、いろいろ新型インフルエンザの話題が、連日報道されているわけで...。むやみやたらと気になっちゃうんですよね、ウイルスが。

事実、ふだんは秋以降から売れ出す空気清浄機が、今年は春先から売れているんだとか。やっぱりみんなも気にしているんだー。というわけで、今回は空気清浄機メーカー4社の新機能を比較してみましたよ。

詳細は以下にてどうぞ。

  

各社CMなどで、いろいろ説明していますが、まずは根本のところを整理してみましょう。

以下、各社公式サイトからウイルス抑制・除去に関する部分を抜粋(一部、編集している箇所もありますが、内容は変えていません)して、横並びにしてみました。

まずは、根本のところから。

■浄化に必要なものは?

三洋「ウィルスウォッシャー(以下、三洋「VW」) : 水道水

ダイキン「光速ストリーマ(以下、ダイ「KS」) : ストリーマ放電

パナソニック「ナノイー(以下、パナ「NE」) : 空気中の水蒸気

シャープ「高濃度プラズマクラスター(以下、シャ「KP」) : プラズマ放電

大きくわけて、水によるもの、電気によるものと分けられるようですね。もう少し詳細を掘り下げてみると...。

■実際に浄化する物質は?

三洋「VW」 : 水道水を電気分解して生成する2種類の活性酸素、「次亜塩素酸」と「OHラジカル」

ダイ「KS」 : ストリーマ放電で放出された「高速電子」

パナ「NE」 : 結露させた空気中の水蒸気から、霧化電極で生成する「水に包まれた微細なイオン」

シャ「KP」 : プラズマ放電により作り出した、自然界にあるのと同じ「+(プラス)と-(マイナス)のイオン」

非常に具体的な物質を上げて説明しているのが三洋の「ウイルスウォッシャー」です。活性酸素、しかも2種類の! に攻撃されちゃ、いくら邪悪なウイルスでも根を上げそう。その他は、イオンや電子とのことですが、若干あいまいな表現なのが気になりますね。

では、実際どのようにウイルスを抑制・分解するか見てみましょう。

■どのようにウイルスを抑制・分解するのか?

三洋「VW」 : OHラジカルと次亜塩素酸のWアタックでスパイク(ウイルスタンパク)を破壊

ダイ「KS」 : 電子がウイルス(タンパク質)に当たり酸化分解

パナ「NE」 : OHラジカルがウィルスのタンパク質を変性

シャ「KP」 : イオンが浮遊ウイルスのスパイク状の突起タンパク質を分解

うーむ、それぞれ表現は異なりますが、基本は一緒みたい。要するに、ウイルスの表面にある突起物(タンパク質)を破壊して、人体の細胞に吸着できないようにするということらしいです。

さて、実際の効果のほどは、どうですかね? この夏、三洋が『世界初三洋電機の電解水技術が新型インフルエンザウイルス抑制に高い効果』とリリース後、9月にダイキン、10月にパナソニック、11月にシャープと各社競うように発表している新型インフルエンザに対する効果を見てみると...。

■新型インフルエンザウイルスに対する抑制効果

三洋「VW」 : 10分で99%以上

試験方法:電解水と新型インフルエンザウイルス浮遊液を10分間接触

ダイ「KS」 : 4時間100%

試験方法:ストリーマを照射した新型インフルエンザウイルスをMDCK細胞に接種した後、7日間培養し、ウイルス残存状態の経過を観察

パナ「NE」 : 6時間で99%

試験方法:約45Lの試験ボックス内で空間を介して暴露

シャ「KP」 : 2時間で99.9%

試験方法:シャーレに滴下した付着新型ウイルスをイオン濃度約30万個/cm3で検証

お、ここでは大きく差がでましたね。どれもほぼ100%、新型インフルエンザウイルスを除去できるということですが、抑制効果を得るのに必要な時間がまったく違います。特に三洋「ウィルスウォッシャー」は、群を抜いて早い! 「Wアタック」の効果なんでしょうか? 

ま、ボクは専門家でないので、本当のところはよくわかりません。ただ、公式サイトやリリースを読み解いていくと、各社の自信のほどが見えてくるというか...

あ、ちなみに、最終的にはやっぱりうがい手洗いは大切みたいです。空気清浄機は空気中のウイルスを退治できても、手や口に付着したものまではケアできませんから。

 

(オサダシン)