How To:スマートフォンのバックアップ方法まとめ

2009.11.28 15:00
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

091126cellbackup3.jpg


PCのバックアップにいそしむ人って多いですよね。もちろんそれが非常に重要ってことは承知してます。

しかしですね、スマートフォンのバックアップとなるとどうでしょう。積極的に考えられる機会って少ないと思いませんか? 考えてみると、個人情報のほとんどを、毎日持ち歩いてるわけで、ガジェッターな僕らには、ある意味で生死を委ねてるって言っても過言じゃないと思うんですよね。

ということで、今回はスマートフォンのバックアップ方法について見ていきたいと思います。

まず確認しておきたいのが、バックアップの位置づけ。
数週間に渡る大量のデータ(テキストメッセージや電話番号、各種設定やフォトライブラリー)をスマートフォンに入れておく必要はないですよね。だって、古いメッセージを何回見返しますか? 保存してない電話番号を着信履歴から頻繁に探したりしますか?
また、毎日意識してデータをバックアップする必要も無いと思います。電話帳や、写真、メモなんてそこまで頻繁にバックアップするものではないでしょ? 

もちろん人それぞれバックアップの位置づけは違います。だから、今からここに挙げるプラットフォームごとのバックアップ方法を参考に、それぞれが必要な時にバックアップを実行して頂ければベストだと考えています。

ということでいってみましょう。


iPhone
 

iPhoneユーザーにとって、バックアップはもう終了しているかも知れません。

iTunesは同期の度に、毎回バックアップが実行されるからです。デフォルトでこうなっているので、ユーザーにとっては楽ですし安全ですね。でも、注意しなければならないのは、システムが完全に自動的に行うので、何がどのようにバックアップされてるか、本当にちゃんとバックアップされているか分からない事でしょうか。


091126ht1414_1b_01.png


全てを自動的にフルバックアップしてるということは、言い換えれば、端末を大きなイメージファイルとしてミラーリングしているという事。だから、全てを丸ごと復元する事が出来ます。これにはブックマークや、アプリの設定、データ(アプリ内で購入したデータ)、電話帳、着信履歴、メールアカウント、SMS、ビデオ、写真など、大量に含まれています。

復元は、iPhoneをiTunesにつなぎ、アイコンを右クリックして「バックアップから復元」を選ぶだけで復元出来るんです(上写真)。楽ですねー。

ここで重要なのは、iTunesの概要タブからの「復元」とは別物だということ。こっちの復元だと、デバイスを初期化して復元するので、個人情報は全部削除されます。あ、くれぐれも試しちゃだめですよ!

ちなみにこのバックアップファイルは普段は見えないところに置いてあります。iTunesから取り出したい時は、下記のディレクトリを見てみて下さい。:

Mac ~/Library/Application Support/MobileSync/Backup/

Windows XP
\Documents and Settings\(username)\Application Data\Apple Computer\MobileSync\Backup\

Windows Vista
\Users\(username)\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup\


iTunesにバックアップファイルを追加するときは、このディレクトリにコピーすれば、iTunesが認識してくれるので、後は復元をクリックするだけ。簡単ですね。


Android

グーグルの同期&バックアップは目に見えない所にあります。もともとデータはウェブサービスによるものなでバックアップの必要がないんです。そう、もうクラウドの彼方にバックアップされてるんですよ! さすが、グーグル。未来です。

皆さんご存知、Gmailにグーグルカレンダーなど、グーグル的なクラウドシステムは使い勝手がいいです。連絡先を電話帳に登録っていうのも、自分のもってるアカウントのグーグルコンタクトに保存されます。設定はこう:

1. 連絡先一覧を開く
2. メニューボタンを押す
3. 「読み込み」を選ぶ
4. 「Google Contacts」を選択


でも、グーグルのサービスにバックアップしたくないってひとは、また別の方法が必要です。そういう人は、Android向けのサードパーティのアプリケーションを使う必要がありますね。ただこういうアプリって、有料が多いんですよね。残念ながら。どっちにしろ、僕がオススメするのは「Android Market」で無料のアプリを探してみるってことでしょうかね。

Androidのアプリって大きく2つのタイプに分かれています。まずはオールインワンタイプのアプリ。残念ながらアプリとしての数は少なく、有料のものが多いですが、データを同期して、1つのファイルにまとめてくれるので簡単です。

無料ですませたいなら、少なくともSMSバックアップ&復元ソフト、発着信ログのバックアップ&復元ソフト、APNバックアップ&復元ソフトの、3つのアプリが必要になってきます。それぞれmicroSDに保存できるタイプで、ボタンも「バックアップ」「復元」「削除」のみのシンプルなものです。

091126astro_file_manager_android_2_01.pngAstro File Manager」は結構オススメ。無料のファイルブラウザですが、バックアップにも対応しています。メニューボタンからTools→Application Manager/Backupって項目からSDカードにバックアップしてくれます。復元は復元先のデバイスに「Astro File Manager」をインストールして、バックアップしたSDカードを挿入しApplication Manager/Backupにいき、Backed Up Appsを選択すると、どのデータを復元するか、ブラウザをつかってマニュアルで選択することができます。[Pic via]

似たようなもので、「Sprite Mechanic」っていうソフトもありますが、まだベータで、結構バグがあるようなので注意が必要です。こちら無料となっているので、その点では試す価値はあるかな。


Windows Mobile

マイクロソフトはいくつかのバックアップソフトを提供しています。例えば、Windows Mobile デバイスセンター。XPではActiveSyncです。これらを使ったデバイスのペアリングはとてもシンプル。カレンダーの予定や、連絡先、画像など、自分がバックアップしたいデータを保護してくれます。

XPの場合
ActiveSyncをダウンロード&インストールし、携帯を差し込むとActiveSyncを開くように促されます。そして、ペアリングの設定をして、バックアップしたいファイルを選択するとそれだけでOK。

Vistaの場合
Windows Mobile Device Centerをダウンロード&インストールして同じ手順で設定すればOK。

Windows7の場合
Windows7はというと、Windows Mobile機を接続すると、すぐにWindows Mobile Device Centerをインストールするようにウィンドウが開くので、そこから同じように設定すればOK。



「Windows Mobile使ってるけど、Windows PCは持ってないー!」って方や、「いちいちPCと同期してバックアップ取るのが面倒だなー」ってかたもいると思うので、そんな方にオススメな方法を2つご紹介。


091126syncoptions.jpg


1つ目はマイクロソフトのMy Phoneというアプリ。My PhoneはWindows Mobile 6.0、6.1、6.5ユーザー向けに無料でリリースされているクラウドにバックアップしてくれるアプリです。Appleで言うところのMobileMeみたいなものです。

My Phoneは、容量が小さく、携帯のほとんど全てのデータをバックアップできる優れもの。デフォルトで連絡先、カレンダーの予定、タスク、写真、ムービー、テキストメッセージ、曲、ブックマーク、書類などをウェブ上のMy Phoneアカウントに同期してくれます。

MyPhoneからの復元は、同期したMy Phoneアカウントにログインすればいいだけ。バックアップ容量は200MBを無料で使えます。特にスケジュールのバックアップをするくらいだったら十分な容量ですね。

091126pimbackup.jpgもう1つのアプリはPIM Backup

見た目は多少古くさいですが、古いからといってあなどるなかれ。実は何でも出来ちゃうアプリなんですよ。アポイントメント、発着信履歴、連絡先、テキストデータ、スピードダイヤル、タスク、あと自分でカスタムファイルとしてバックアップするファイルも指定できちゃいます。フリーウェアなので、是非一度お試しあれ。


BlackBerry

091126blackberry-desktop-manager-backup-options.jpg


BlackBerryはRIMのBlackBerry Desktopを使ってバックアップします。

まず、アプリをインストールしたら、バックアップという項目のオプションを選択。そこでパスワードを設定できます。(安全にデータをバックアップしたいなら必須項目ですね)そしてバックアップをクリックし、バックアップしたいディレクトリを選択すれば終了。しかも一つのファイルにまとめられるので、ハードディスクや、USBメモリ、microSDなどにも手軽にバックアップできます。

こんだけです! その後の復元のしかたはここを参照してください(英語)。


さて、いかがでしたでしょうか。端末ごとに色々方法があっておもしろいですね。読者の皆さんも、これ以外にもいいバックアップアプリや方法があったらコメント欄にドシドシおねがいしますー。


John Herrman(原文/遠藤充)
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
4897978254
モバイルSaaS/スマートフォンの衝撃 (単行本)




 

お問い合わせフォーム

 お問い合わせフォームを表示

お知らせ
GIZMODO TEAM
アイコンアットラージ
小林弘人infobahn Inc.
編集長
尾田和実 *
副編集長
松葉信彦 *
編集部(問い合わせ先
鴻上洋平 *
鈴木康太 *
河原田長臣 *
嘉島唯 *
satomi
junjun
湯木進悟
そうこ
mayumine
mio
miho
Rumi
mana yamaguchi
たもり
ライター
武者良太
三浦一紀
野間恒毅
鉄太郎
佐脇風里
小暮ひさのり
奥旅男
KITAHAMA Shinya
塚本直樹
ハヤシミキ
徳永智大
ゲストライター
OZPA
するぷ
またよしれい
安齋慎平
デザイナー
前田龍一
広告営業(問い合わせ先
城口智義
津田一成
及川恵利
土井孝彦
碓井真紀
手島湖太郎
広告進行
前山尋美
長老
清田いちる
パブリッシャー
今田素子 *
* =[mediagene Inc.
サーバ管理
heartbeats
about GIZMODO
ギズモード・ジャパンについて
・ケータイ用サイト
携帯版QRコード ・iPhoneアプリ
iPhoneアプリ ・スマートフォン用サイト
スマートフォン版
日刊メルマガ
記事配信中のニュースサイト
Yahoo! ニュース livedoor NEWS MSN デジタルライフ mixi alt="アメーバニュース exciteニュース antenna製品情報および投稿希望者のお問い合わせ

郵送の方は下記宛へ資料等をご郵送ください。

150-0044
東京都渋谷区円山町23番2号 アレトゥーサ渋谷6F
株式会社メディアジーン
Gizmodo Japan編集部宛

広告募集! ギズモードはスポンサー様のおかげで、今日も更新できています。もし「バナーを出稿しようかな」と思いましたら、こちらをご覧ください!
媒体資料をダウンロード
広告に関するお問い合わせ
どうぞよろしくお願いします!

・関連メディア