「iPhone 4Gの部品」なるものChina Ontradeに流出

「iPhone 4Gの部品」なるものChina Ontradeに流出 1

これはChina Ontradeが「iPhone 4GのMidboard」だと言ってる画像です。そんな騒ぐことないですけど、前回ここがリークした「次世代iPhoneの部品」は本物で、その1ヵ月後そっくり同じパーツを備えたiPhone 3GSが出たんですよね。ということは、はて?

5月~iPhone 3GSのディスプレイ

今年5月、China OntradeがiPhone 3G 2009のパーツを発表した時には、ギズは本物くさいと思ったんですが、過去実績のないサイトだったので噂として伝えました。本物かもしれないけど、噂は噂、と。

あの時はiPhone 3GSの発表が夏に控えていたので、工場に組み立て用のパーツが入荷しててもおかしくないタイミングでしたし、China Ontradeもそうサイトに書いてました。

大変名誉なことにChina Ontrade(香港)のchinaontrade.comは今回いち早く、iPhone 3G 2009の部品を工場直送でお届けすることが可能になりました。

いざ、6月にiPhone 3GSの実機を解体してみたら、China Ontradeの出した部品は本物だった。China OntradeはiPod/iPhone全製品のスペアパーツを販売している中国卸売り業者。どう手に入れたかは不明ですが、この忍者の手元に製品が出回る1ヶ月前にパーツが転がり込んだことになります。

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※画像クリックで拡大(左は2009年6月の正式版、右は同年5月のリーク)

11月~Apple第4世代iPhone

 

で、今回は「次世代iPhone 4に搭載となるミッドボード」と言ってるわけですが...。まあ、普通に考えて次世代iPhone 4は来年夏発売となると思うんですよね...。これまで出たiPhoneがみんなそうでしたから。つまり、仮にこの部品が本物なら、次期iPhone 2010年発売の約8ヶ月前に部品が転がり込んだことになります。工場が新製品向けに部品を作り始める時期として、ちょいと早過ぎませんかね?

どこの会社もそうですが、アップル製品も在庫がたまったり、最後の最後で変更が入るのを避ける意味でも、製造はギリギリのタイミングで行います。発売の8ヶ月前からパーツを用意するなんて、考えられませんよね。

それか...今から1ヶ月以内にiPhone 4が出るとか? まさかそれはないと思いますよ。フィル・シラーも「年末商戦のアップル製品は揃った(The holiday lineup is set)」と宣言したわけだし。中には、「製品が揃っただけで、まだ全部発表してないんじゃないの?」と言ってる人もいますが...こちらには氏の言葉の真意を憶測するぐらいしかできませんよね。ギズは、アップルが電話で教えてくれた通り、一言一句そのまま発表しただけですよ...。

そりゃ中には、新型iPhoneの発表を早める重大な理由がアップルにあるのではないか...と言う人もいるかもしれません。理由のひとつは、アップルが携帯市場を席巻しているにも関わらず、グーグルのAndroidが最近力をつけてきていること。アップルのティム・クックCOOも、グーグル携帯は「まだ2年前の初代iPhoneに追いつこうとしてるだけだ」とAndroid叩きに余念がないですけど、マスコミの関心は確実にあちらに動いてますし、Android 2.0対応端末の登場でみんなのAndroidを見る目も変わってきてますからね...。

まあ、現段階では「新iPhone発売が近い証拠」とは思わない方がいいでしょう。結局なんだかんだ言っても、3GSが5ヶ月前に出たばかりですし。

唯一わかってるのはこうです。China Ontradeが言ったことは前回は当たったので、今回もiPhone 4Gの本物の部品と考えるのがロジカルだが、アップルの製造の慣行や年1回のアップグレードのサイクルから見て、単にマスコミの注目を引くスタンドプレーなのかもしれない、と。サイトには、本物の携帯の写真を出すと書いてるので余計にツリっぽく思えます。

あと、これで分かったことがもう一つあります。もしかして10月にChina OntradeがリークしたSIMカード専用トレイ(写真下)の方はガチのアップル「iTablet」のトレイかもしれません。

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[China On Trade]

Jesus Diaz(原文/satomi)