こよなくマック信者を愛するジョブズ、非紳士的行為を毛嫌いする潔癖性だった!

2009.11.16 22:00
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モテる男はジョブズを目指せ...

自ら1970年代に設立したにもかかわらず、業績不振の責任を取り、追われるような形で1985年にアップルを去らざるを得なかったスティーブ・ジョブズですけど、このほど、再びアップルに復帰した1997年まで、どのような思いで彼がアップルおよびMacを見つめてきたのかを伺い知ることができる心温まるエピソードが明らかになりましたよ。

「お金なんて必要ならばいくらでも出してやるから、あの見切りをつけられたアップルを買収し、電撃復帰を飾るのはどうよって、ある時、休暇先のハワイのビーチで強く勧めてみたんだ。それが再びアップルを彼のモノにする最もスピーディーかつ単純明快な方法だったからね」

そう裏話を語り出したのは、後にジョブズのアップルCEO復帰後に、ジョブズの肝いりでアップル取締役に就任したオラクルのラリー・エリソンなんですけど、この時のジョブズの対応が、もうまさにアップル&Macラブにあふれてて、なんかジーンときちゃいそうですよ。

ジョブズ嫌いのあなたも、きっとこれでジョブズのことが大好きになる...。ちょっといい話を続きからゴー!
 

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自分を追い出したアップルを、有無を言わさず強制的に買収して再び経営権を取り返す...。親友のエリソンの誘いに、ここであっさりとジョブズが乗ってさえいれば、きっと現在とは違った形のアップルの姿が見られていたことでしょう。

「ボクは常に紳士でありたいんだ。今でもアップルを見捨てず、Macintoshを愛して使い続けてくれている世界中のユーザーの反感を買うようなことも絶対にしたくない。皆に優しい決定をしていきたいからね」

そう静かに語ったジョブズは、アップル買収策を決してよしとはしなかったんだとか。強面のジョブズのようで、実は本当は繊細で心優しい紳士だったんですね! 汚い手を使うようなことはしたくないって理想だけは高すぎるようにも見えるんですけど..

とはいえ、この時に敢えて強硬手段を発動しなかったジョブズ&エリソンのコンビが、結果としては、当時のアップル経営陣から要請を受ける形で、まるで救世主のように華々しく復帰を果たしたジョブズの手腕が光って、現在に至るまでのアップル大躍進を支えることになったのは、皆さまの知るところですよね。

多くのマック信者に支持されることだけを強く願い、その理想がかなうように復帰後のアップルを率いてきたジョブズ。さてさて、この勢いはどこまで続くのか? そろそろ次の一手が気になるところではありますね〜


[Fortune]

Jesus Diaz(原文/湯木進悟)

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スティーブ・ジョブズ-偶像復活 (単行本)




 

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