[大阪モーターショー2009]パワーアップした「ソラえもん号」が子どもに大人気!

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最近は小学生でもエコカー志向なんだとか...

異色の産学連携プロジェクト特別展示コーナーが話題の「大阪モーターショー」ですが、大阪産業大学小学館がタッグを組んで完成した、あのドラえもんソーラーカー「ソラえもん号」のブースは、記念写真を撮影しようと家族連れにも連日大人気でしたよ。

1992年5月5日の子どもの日に誕生したソラえもん号は、ソーラーパワーでの力強い走りはそのままに、より幅広い世代に親しまれるリニューアルを遂げてフル活動中なんですよね。ぜひキュートな活躍ぶりを、続きからご覧くださいませ。

 

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ソラえもん号の魅力は、とにかくかわいいことに尽きるでしょう。1992年8月に開催された「ソーラーカーレース鈴鹿」でのデビュー戦を皮切りに、翌1993年11月には「オーストラリア・ワールド・ソーラーチャレンジ」で全世界にドラえもんの愛嬌を振りまきながら存在感をアピール! もうどこに行っても沿道の子どもたちから大声援が送られたんだそうです。

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ただし、どう考えても、このデッカイ頭が空気抵抗などの観点からもレースでは不利に働き、いずれの出場レースでも完走はするものの、やはりスピード記録という分野では不満が残る結果ばかり続いて、残念ながらレースの第一線からは引退してしまいました。話題作りには最高のインパクトなんですけどね。

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その代わり、昨年5月にはリフレッシュデザインで生まれ変わり、子どもたちの環境教育分野に出動する日々を送ることに。ほ~ら、こんなふうに目の動きまで変化して、顔の表情が豊かになりましたよ。どうやら理科は苦手な小学生でも、ドラえもんだってことから、何の抵抗もなくソーラーパワーについて喜んで勉強に取り組んでいく様子が全国各地で見られているようです。ガソリン燃料を使わず、排気ガスも出ないクリーンエネルギーの自動車に、まだ小さな子どもたちでも驚くほど高い関心を抱いていることがわかって、ビックリさせられることも度々あるんだとか。

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当の大阪産業大学では、ソラえもん号の後継モデルを次々と開発し、現在では「S'」モデルで最速ソーラーカーレースの記録を打ち立てることに成功してるんだそうですよ。今年10月にオーストラリアで行われたばかりの「グローバル・グリーン・チャレンジ」では、見事にクラス優勝という結果を残していますね。う~ん、このデザイン、確かにソラえもん号よりも見るからに速そうだなぁ。

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そうはいっても、やっぱりソラえもん号は憎めないキャラですよね。現在でも、単結晶Si太陽電池で1400ワットのモーター出力を誇り、最高時速は70kmと、このデザインからは想像しにくい爆走ぶりで、まだまだ健在とアピールしてくれてますよ。ちなみに手前のチビドラは、タケコプターがポンプになって、タイヤに空気を補充する仕組みとのことですね。なかなか芸が細かいですよね。

[大阪モーターショー]

(湯木進悟)