[大阪モーターショー2009]軽自動車は原点回帰せよ! 大和魂いっぱいの洒落たミニカー「マツダR360」が復活販売

[大阪モーターショー2009]軽自動車は原点回帰せよ! 大和魂いっぱいの洒落たミニカー「マツダR360」が復活販売 1

これなら買えますぜよ!

日本人の心を熱くした40年前の名車の数々が奇跡の復活を遂げる「大阪モーターショー」でしたが、最後にご紹介するのは、国産量産車初のオートマチックトランスミッション(AT)搭載クーペ「マツダR360」ですよ。なんかミニカーの原点を見るような、それでいて洒落たデザインに胸キュンな、魅力あふれるいい車です...

30万円代前半という破格値で当時爆発的なヒットを飛ばし、日本の軽自動車の先駆的存在ともなったマツダR360は、ちょっとがんばれば買えちゃいそうなスタート価格でオークション入札まで実施されました。ぜひ続きにて、お見逃しなく。

 

[大阪モーターショー2009]軽自動車は原点回帰せよ! 大和魂いっぱいの洒落たミニカー「マツダR360」が復活販売 2

例によって、やっぱり最初に17名の「チーム温故知新」レストアプロジェクトの前に姿を現したのは、もう錆と腐食と穴だらけの信じられないような廃車スクラップカーだったんだそうです。なんといっても、初年度登録が昭和39年と、今回のSGモータースの展示車両ブースの中でも最も古い自動車でしたからね。

原動機型式「BC」のマグネシウム合金を使用した軽乗用車初の4サイクルエンジンは、とにかく何度挑戦してもなかなかかからない難物だったそうで、すでに入手困難で流用不可能となっている欠品部品の数々を、全員必死のアイディアと技術力で補って、見事に一発始動で軽快な調子のエンジンへと仕上げることに成功したんだそうですよ。

[大阪モーターショー2009]軽自動車は原点回帰せよ! 大和魂いっぱいの洒落たミニカー「マツダR360」が復活販売 3

やはり当時の感動を、できるだけ忠実に再現したほうがいいとの皆の意見で、オリジナルボディーカラーの「ブラシッドブルー」に塗り上げられていきました。なんか旧車とは思えない美しいデザインに惹かれませんか?

[大阪モーターショー2009]軽自動車は原点回帰せよ! 大和魂いっぱいの洒落たミニカー「マツダR360」が復活販売 4

当時としては画期的なクーペフォルムに包まれて、現代の世を走るミニカーの運転気分はいかがなものでしょうか? まぁ、2速AT車で、搭載エンジンも356ccと、ほとんど馬力面では期待できませんけどね。大阪モーターショーでは、完成したマツダR360を愛車として乗り回せるように、レストアチームの手間と工程を考えるならば破格値の125万円からオークション入札が受け付けられ、即売会が実施されましたよ。

[大阪モーターショー2009]軽自動車は原点回帰せよ! 大和魂いっぱいの洒落たミニカー「マツダR360」が復活販売 5

大阪モーターショー実行委員会企画で特別出展コーナーとなったレストアカーブースでしたが、とにかく人人人の嵐で、なかなか復活名車だけを写真に収めるシャッターチャンスすら訪れない、ある意味で驚きの大盛況ぶりになってしまったとのことですね。こういう旧車を、なんとか自分で整備しながら乗っていきたいんだけど、どういうことが大切ですか? そんな熱い質問が若者たちからも次々と押し寄せて、レストアチームには嬉しい限りの手応えだったんだとか。日本の自動車メーカーよ、これくらいハートを熱くする車を世に送り出せなければ、皆さん過去に感動を求めて、ますます新車なんて買わなくなっちゃいますよ~

[大阪モーターショー]

(湯木進悟)