発売直前! リコーGXRレビュー(動画あり)

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サイズモードに引き続き、リコーGXRのレビューです!

レビューに入る前に、断っておきますが今回編集部がお借りした実機は発売前のデモ機ということなので、18日の発売にむけてまたちょっと違うところがあるかもしれませんので、あしからず。

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リコーGXRは、レンズと撮像素子が一体化した「カメラユニット」を交換するタイプのカメラ。やはり、注目はこの独自の構造ですよね。今回借りれたカメラユニットは標準マクロの「GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO」一本なので、何回も取り外すことはなかったんですが、簡単に取り外しできました。一眼レフなどのレンズの脱着と違って、ホコリにそこまで気を付けなくてイイのがいいですね。

ボディ

 サイズ比較でも言いましたましたが、非常に薄くて軽いです。操作性も非常に考えられていて、GRなどを使っている人なら違和感なく使えると思います。オーソドックスに右側に操作系が集約しているので、一眼ライクな操作が可能。Fnボタンによく使う機能を割り当てることもできるし、モードダイヤルを回すとモードを切り替えられます。

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ただ動画を撮りたい時に、ダイアルをいちいち回して動画モードにしなくちゃならない所は結構面倒くさかったかも。ダイアルを回すには、今回から付いたロックボタンを押しながら回さなきゃいけないので、片手では操作できないんですよね。どうせなら、GF1みたいに動画用のショートカットボタンが欲しかったな。

電子ビューファインダー(VF-2)

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92万ドット電子ビューファインダーは、十分見やすかったです。

ただE-P2の電子ビューファインダーが144万ドットってのを考えると、もうちょっとほしいなぁってのも本音です。ぶっちゃけ本体の3インチで、91万ドットの背面液晶のほうがよく使ってましたね。電子ビューファインダー、背面液晶共に、GRと同じく、電子水準器が表示されます。

GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO

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編集部でお借りしたのはこの50mm(35mmフィルム換算)の単焦点のレンズ。APS-Cサイズの1230万画素CMOSを搭載しているだけあってコンデジとは思えないくらい綺麗にボケます。マクロにも対応しているのがうれしいですよね。開放でF2.5ですが、これでも十分綺麗なボケでした。

以下作例です。

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AF

AF性能はモッサリ。コントラストAFということもあって、コントラストがはっきりしない所、暗所などでは非常に遅くなります。基本中央1点のフォーカスポイントにして、状況に応じてマルチAFか使い分けるのがいいでしょう。ズームレンズがどうなっているのかが気になりますね。

感度

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感度はISO200、400、800、1600、3200まで設定可能。最新一眼レフなどからすると物足りないかもしれませんが、コンデジとしては十分。写真は左上から順に、ISO3200〜200まで、RAWで撮影したピクセル等倍画像です。

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動画

GXRの記録可能な動画は、1280×720、アスペクト比16:9、フレームレート24コマ。フルHDじゃないのはちょっと残念です。この動画はすべてオートで撮影。ちょっと気になったのは、記録した動画を本体で見たときに、ちょっとだけコマ落ちがありました。発売前のデモ機なのでなんともいえませんが、製品版はそこらへんは改善されるでしょうか。

参考までに同じシチュエーションで撮影したNikon D90の1280×720動画とGF1の1280×720動画を載せておきます。

Nikon D90

GF1

まとめ

コンデジに一眼レフ並のAPS-CサイズのCMOSセンサが搭載されているのに、このサイズで収まったのはすごいと思います。一眼レフユーザーがハイエンドなセカンド機として持つのにもってこいの機種ですね。

カメラユニット」を採用し、フランジバックやバックフォーカスを確保するという制約がないのがこの薄さの秘訣でしょう。最初に言ったようにホコリの心配もないのでラフに持ち運べるのもいいです。現在カメラユニットは2種類。今回試した「GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO」とズームレンズの「RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC」。せっかくそういった制約がないんですから、どんどん新しいユニットをリリースしてほしいですね。現状の2種類ってのは絶対少ないです。

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「カメラユニット」で気になったのは、センサーがレンズと一体化し、ボディと端子で接続する構造上、起動時間が若干遅い気がしました。おそらく、カメラユニット内のセンサー情報などにアクセスしなければならない分、起動に時間を要するのかもしれません。街でスナップショットを撮りたいときに、ワンテンポ待つっていう事も多々ありました。とはいっても、そこまで起動のプロセスは遅くないですよ? 最近の一眼レフに比べて、という意味です。

しかし、カメラユニットには未来を感じぜずにはいられません。これからフルサイズのセンサーを搭載したカメラユニットなんか発売になったら、また面白くなってくると思いますよねー。まだまだブラッシュアップが必要な部分もありますが、拡張性という点で非常に期待がもてます

ということでGXRレビューお送りしました。GXRは今月12月18日に発売で、オープン価格となっています。

GXR [RICOH]

(遠藤充)