裁判所で脳スキャンが真実を語る!?

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確か、ドラマMR.BRAINでも試してましたけど・・・。

なんと、リアルな世界でもfMRIが殺人がらみの裁判の証拠として認められたんです。ご存知の方も多いと思いますけど、fMRIは、MRIで人間の脳内の活動を観察する機械で、反社会的な傾向に伴う反応などを、リアルタイムに目で見ることが出来るんだそうです。ちなみに今回fMRIを証拠と認められた裁判があったのはシカゴで、アメリカでも初の事だったとか。

DNA、指紋、筆跡鑑定などなど、科学捜査で示された証拠と同様に科学的なものだし、人間の直感よりも客観的な判断材料になるのかもしれませんけど、なんとなく不安ですよね・・・。

今のところ、このfMRIは死刑を免れる手段として被告側が量刑段階でのみ使うもので、去年インドで起きた殺人事件で有罪判決を下す際に使用された怪しげな脳電図のように、有罪判決を下す証拠にはなってないようです。

そして今回の裁判において、fMRIによるとBrian Dugan被告の脳は精神的に異常であると判断されたので、死刑を宣告されるべきではありませんでした。でも、陪審員は10時間の審議の末、州は彼の犯した罪のために彼を死刑にするべきだと判断しました。結局、被告人は死刑を免れることは出来なかったけど、被告の弁護士によれば、もしfMRIが無ければ、恐らく1時間ぐらいで陪審員は結論を出していただろうとコメントしているそうです。

確かに、自分がこの陪審員の立場でも悩むような気がします。科学的に証明してるならそうなのかなぁ?という気持ちもありつつ、誰かの脳の中をのぞきながら、被告の心を読み解き、善と悪を倫理的に正しく脳が認識してるか?真実かウソかを探って有罪かどうか判断するっていう概念はドラマの中の事みたいで、まだまだ半信半疑になってしまうのかもですね。

あなたなら、このfMRIの証拠をどこまで信用できます?

[Science Mag via Wired]

-matt buchanan(原文/junjun )