電球の未来はどうなるか

掲載日時2009.12.06 09:00  

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電球について米GIZMODOのBrian記者が熱烈メッセージ。

電気の交流をつかい遠く離れたところまで電力を送る、そんなことを考えだしてからもう約100年ほどがたちます。その間、白熱電球は広く使われてきました。そして現代、LEDの研究が多いになされ、普及し、昔ながらの白熱電球はエネルギーを食うのであまり好まれなくなってきています

NYTimes誌に白熱電球の電力消費の問題は家庭だけの話ではないというストーリーが掲載されています。ドイツのオスラム社が行った調査は、白熱電球の始まりから終わりまで、つまり生産から家庭での使用、そして廃棄までの全過程を考えた時に、一体どれくらいエネルギー消費に差があるのだろうかというもの。結果は、白熱電球は電球型蛍光灯やLEDランプの約5倍のエネルギーを消費するそうです。

LEDランプと白熱電球について、BoingboingのMaggie Koerth-Baker記者は「LEDは商業使用にはベストなライトであるが、家庭用に簡単に手にはいるホームセンターで20ドル(約2000円)くらいで売られているLEDは当てにならない」というLED照明に関するストーリーを書いています。何千時間も持つなんてパッケージに書いてあっても、20ドルくらいのLEDではちょっと無理らしいのです。(何千時間も持つのは高価なLEDである、故に商業向けで家庭向けではない。という話。)しかも、この何千時間も持つというのも20%減くらいのずれがあるんだとか。

するとエネルギー節約に役立つっていうのはどうなんだろう? オスラム社の調査結果にちょっと疑いをもってしまいますよね。実際の使用ではけっこうずれがあるのでは? ですが、今はとにかく調査結果を信じるとして、何を言おうがLEDライトがより効率的であるということには変わりないとおもいます。そしてより効率的で新しいものは古いものに取って代わっていくべきです。

続きどうぞ!
 

過去半世紀、私たちは電気がどこからくるのか知ろうと思わなくなったように感じます。ちょうど肉が食卓に並ぶまでにどんな過程を通ってくるのかを知ろうとしないのと同じように。チェルノブイリで原子力発電所の事故がおき、多大な被害を残したことなんて事考えながら電気に接している人は少ないですよね。

最近では電気自動車をよくみかけるようになりました。電気で走る車は、恐竜漬けの汁である石油を燃やして走る従来の車より効率的でかっこいい。そういう良いイメージがあります。

電気の使われる幅はますますひろがり台所にもより多く使われるようになりました。ガスコンロではなく電気コンロです。もし新しく家を建てるとしたらこの電気による効率化を考えると、火の方が良いなんてことは(BBQは別として。)言わない気がします。そうするとこの原始的な「火」っていうものに未来はないという事になるのでは。

こういうことは全て、人がどこまで自然を自分のモノにして飼いならしていくかという、人間(人間の作る技術) VS 自然という見方ができます。アナログ派 VS デジタル派という見方も。フィラメントによる白熱電球も例外なく、この人間 VS 自然の波にのまれ、よりエコだということで、他にとって変わられようとしている時期なのでしょうか。

でも待ってください。エネルギーの効率化やら人間 VS 自然と枝分かれに話してるうちに、昔ながらの電球がどれだけ美しいかということを忘れていませんか。この金属を通して光り輝く姿。電球を見つめた時に目にうつる黄みがかった光。何千本ものキャンドルに匹敵するような明るさ。なんて美しいんでしょう

...とは言ってみても、調査によるとLEDに取って代わられるんですよね。全ては効率化のために。


効率化が叫ばれたとしても、自分はまだLED電球には移行しません
電球の美しさはもちろん、白色LEDは「3色LED方式の白色発光は光自体は白く見えても自然光(太陽光)の白色光とはほど遠いため、それで照らされた物の色合いは太陽光の場合と異なってくる」(wikipedia)という欠点があるそうです。これを考えるとこのちょっと異なる光の環境で、読書したり、恋人といちゃついたり、お風呂入ったり、友達とわいわいしたり、晩ご飯たべたり、音楽きいたり、犬とじゃれたり、そんな生活はちょっと嫌だと思ってしまうからです。

昨今のLEDブームによて、36ヶ月ごとにLEDはより明るくより効率的になってきています。とりあえず、明るさなんて今はおいといて、調査もひとまずおいといて、どうやったら私たちの夜をより自然に照らせるLED電球を作れるかということに専念して欲しいです。

そんなの無駄だと思う人もるかもしれませんが、この自然な光ってとても大切だし意味があると思うんです。


Brian Lam(原文/そうこ)
 

4396110405
ロウソクと蛍光灯―照明の発達からさぐる快適性 (祥伝社新書) (新書)




 

関連タグ : LED

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コメント(23)

  • そんなに自然が好きなら、夜になったら寝ればいいのに。

  • 現状の電球型LEDランプは「明るく照らす」という意味において白熱電球に遠く及ばない物なので
    点灯初期の光量問題はあるけれど当分の間は電球型蛍光灯を使います
    約5倍のエネルギー云々も
    生産廃棄時のエネルギーはリサイクルの事まで考えられているのでしょうか
    個々の部品其々の生産エネルギーが含まれているのかも少々疑問ですね

  • 自然な光は十分昼に溢れてると思いますけどね。

  • 時代の変わり目に必ずこういう人は出てくるものだ。

    この話の「LED」の所を「白熱電球」に、「白熱電球」の所を「ガス灯」「ランタン」「ロウソク」のいずれかに変換して読めばわかる。

    そして、これの繰り返し。
    LEDもいずれ白熱電球と同じ扱いをされ、LEDをこの様に語る人が出てくる。

  • 今のLEDはまだまだ未発達な部分がありますよね。
    白熱電球も長い時間を掛けて、より自然光に近いものへと進化してきたので、LEDも時間は掛かれど同じ道を進んで行くと思います。

    それまでは適材適所に使うのが良いかと思います。

  • ハイブリッド車とかLEDとか「エコ」を謳う製品を批判する人っていうのは大抵「開発にかかったエネルギーや生産時のエネルギー、リサイクル時のエネルギーは考えているのか」って言うのが常套手段ですけど、ガソリン車だって日夜開発されてるし、生産時にエネルギーは必要だし、リサイクルもするんですよね。

  • 火事の原因になるので将来的には火は一般にはあまり使わないほうがいいだろう
    IHみたいに代用できるものがあるならそのほうが望ましい

  • >そんなに自然が好きなら、夜になったら寝ればいいのに。

    なるほど(笑)

    俺もなんだか考えすぎてる気がする。考えすぎっていうかいちゃもんつけてる印象を持った。白熱電球の方が太陽光に近いなーなんてまず考えないからなあ。もっともライターさんがそういうこだわりをもってること自体にとやかく言うつもりはないんだけど、あまり共感はしなかった。

  • >自然な光は十分昼に溢れてると思いますけどね。

    溢れている昼の光を貯金しといて、自然な光を夜寝るときまで使える技術に期待したい。

    社会全体で見れば電力消費量は昼間の方が多いのだから、暗くなったら寝ろという不自然なバカは、この際無視。

    • > 暗くなったら寝ろという不自然なバカ

      むしろ自然なんじゃないか… w

  • >原始的な「火」っていうものに未来はない

    その原始的な火で電気作ってるんですけどね

  • 「エコじゃないから暗くなったら寝ろ」と言ったわけじゃなく「そんなに自然が好きなら暗くなったら寝ればいいのに」と言っただけなのに。
    何をイライラなさってるんだか。

  • そもそも、電球の光だって「自然」ではないわけで。
    電球色は「自然光」とはかけ離れた色ですよ。

  • 分光分布でいったら、電球も蛍光灯もLEDも全部太陽光とは違うわけで。もの足りない知識での記事は、なんというか、残念な感じですね・・・。

  • >時代の変わり目に必ずこういう人は出てくるものだ。

    電球が美しいといっているんだから、なにも文句を言われることでもあるまい。
    ま、電球が自然な光とも思えないが、白熱灯が全盛の時代には今より良かったモノもあっただろう。
    なんでも新しければ良いと思う連中によって、失われたものがどんなに多いかを考えると、ちょっと立ち止まって考える時間も必要だということぢゃないの?

  • うちも電球型LEDを1つ導入しました。
    シャープの3000円ぐらいのやつです。
    期待していた以上に明るくて、これなら使えるなーと思いました。
    というよりLEDだと言わなければ分からないぐらい、いい線いってると思います。

    本物の白熱球っていろんな色(波長)が入ってますよね。
    宝石のダイヤモンドは太陽光や白熱球のもとだと綺麗に輝きますけど
    LEDとか蛍光灯だと、なんか寒い感じにチラチラするだけで、あんまり綺麗じゃないですよね。
    なので、将来、世界がLED電球だけになったら寂しいですね。
    省エネタイプの白熱球もあるんでしたよね。それにに期待したいですね。

  • >>なんでも新しければ良いと思う連中によって、失われたものがどんなに多いかを考えると、ちょっと立ち止まって考える時間も必要だということぢゃないの?
    同感します。特にPCは効率の道具でしかない。
    道具など使いこなす前に新しい物を求める、こんな状況なら正社員を辞めているようなもの。
    自然やエコは大事と考えるなら使える内は壊れても使いましょう。
    発展途上国のボロ車を見習いなさいw

  • >そんなに自然が好きなら、夜になったら寝ればいいのに。

    というエサに食いついただけで、別にイラついてないよ。だから、前回はあえて引用もしていないし、「夜になったら」でなく「暗くなったら」と言葉も変えてある。

    自然はなにも昼間にしかないわけでもあるまい。夜だって自然なんだから、なんで自然が好きなら、月夜や星空を楽しむこともなく寝なけりゃならんのかな、というだけ。

    ちなみに、火遊びは好きだが、寒い冬と真夏の太陽は嫌いだし、電球は…ま、どっちでもいい。

  • 自然じゃない方に進むのが人間なのだ。それでいいのだ。

  • ちょっとバランスをとるために。

    LEDの光ってなんて美しいんだ~!!!!

  • 金のかからないエコは無し

    とりあえず、安けりゃいいです。

  • 便所で使うには既に不満は無い。

  • あるエコの専門家が「一番簡単なエコはエコ商品を買わない事」って言ってたのを思い出した。
    まず今ある物を使い切って無駄を減らせだって。 ^^

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