宇宙の蝶、飛ぶのをやめ歩き回る(動画)

国際宇宙ステーションで羽化した蝶が、もう飛ぶのやめちゃいました!

今はホレこのように、檻の中をヨタヨタと歩き回って、なんだか宇宙ビール飲んだくれてクダ巻く中年のようです。まるで人が変わってしまいました。 蝶の身の上にいったい何が? 

宇宙の蝶は今週メス4羽が、宙に浮くラボ内のスーツケース大の飼育装置で蝶に姿を変えました。全米小中高校の生徒が地上の蝶との違いを観察するため、コロラド大がイオサーブスペーステクノロジ社(BioServe Space Technologies)と共同で宇宙に送り込んだものです。

同社の実験プロジェクト総括者ステファニー・カントリー(Stefanie Countryman)さんはこう説明してますよ。

早い話、飛ばなくていいんだってことを、速習しちゃったんですね。飛ぼうとすると、体を安定させる重力がないもんだから、基本的にとんぼ返りしちゃうんです。

蝶がとんぼ返りじゃ、確かに戦意喪失ですよね(ま、訳語は「宙返り」でもいいんですが)。さて、ついでに現場の蝶にも話を聞いてみましょう。

 

そうなの、ほら、お昼ねして目が覚めたら、はあ? なにこれ? え? ぎゃー、もう芋虫じゃないーっていう感じで、背中にこんなもんまで付いちゃってるでしょ? そう、羽。 

でもまあ、せっかくだからちょっと飛んでみようかなと思って、ふわふわふわふわ~!!! ってやってみたんだけど、へ? なにこれ、ファ○○...って感じでまるっきりダメなわけ。狂ったようにやってもダメ。しょうがないんで下...いや、上...もうどっちでもいいよね、どっちみち宇宙なんだから。

ほんで、よし、だったらこうやってやるかと思って、フワオーファックオーファックオーファックオーファック!!! てやってみたんだけど、やっぱりダメ。まるっきり飛べない。もう飛ぶのなんてこりごり。ずっと地べたでいい心境。

だそうです。以上、宇宙からの報告でした。

[Bloomberg]

Jesus Diaz(原文/satomi)