米国防総省がPS3を2200台発注、スパコンをアップグレード

2009.12.01 21:00
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タグ:DoD

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意外なところでPS3値下がりを喜んでる人がいます。

待ってましたとばかりに2200台追加発注したのは、あの米国防総省(DoD)です。スーパーコンピュータをアップグレードするなら、スパコン用途に特化したデザインのIBM Cellプロセッサ搭載製品を買うより、Cellプロセッサ搭載のPS3ゲームコンソールをドッカリ買った方が安上がりという判断ですね。

DoDがPS3をスパコンに使うのはこれが初めてではなく、DoDの一部門である米空軍が336台買ってLinuxクラスタ環境で既に使用しています。新入荷の2200台はそれに繋いで使うものですね。

投資正当化理由を述べた文書(Justification Review Documents)では、購買を決めた理由として、DoD予算からベストなバリューを引き出すためだという説明がありますよ。

3.2GHzで動作するCellプロセッサ2台を配した1Uサーバは高いものだと1台8000ドル(約69万円弱)するが、Sony PS3なら2台で約600ドル(約5万2000円)だ。確かにSony PS3のコンフィギュレーションでは約150 GFLOP(ギガフロップス)で、一方の3.2 GHzのCellプロセッサは1台200 GFLOPS超もの情報を処理できるが、 GFLOP当たりのコストは10倍も違うので、HPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)用にはSony PS3が唯一購買可能なテクノロジーということになる。

コストと機能のバランスですね、わかります。『Call of Duty: Modern Warfare 2』発売直後にスパコンのアップグレード予算セーブしようって誰か言い出したんじゃないかと思うのは...ちょっと勘ぐり過ぎ?


[Ars Technica via Boing Boing]

Rosa Golijan(原文/satomi)
 

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PlayStation 3(120GB) チャコール・ブラック(CECH-2000A)




 

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