NYタイムズとコンデナストがAppleタブレット向けアプリを開発?

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新聞・出版それぞれの大手が、Appleタブレットに向けて動きを加速しています。

LAタイムズによると、最近NYタイムズがタブレット用アプリを開発中だそうです。さらに、アメリカの大手出版社コンデナストでも同様の取り組みをプレスリリースしています。もうご存じの動向かもしれませんが、この情報で、さらに確信に近くなってきます。

10月の記事で、タイムズ内部の2つの情報源からのニュースとして「NYタイムズが、アップルからタブレット用コンテンツの開発をしないかと持ちかけられている」とお伝えしました。

高級紙であるNYタイムズは、Appleタブレット最初のアプリとしては当然のチョイスでしょう---iPhoneのコマーシャルで、同紙のホームページが登場したこともありました---。そしてNYタイムズでは、すでにタブレットでの利用に適したソフトTimes Reader 2.0をダウンロード提供しているのです。

つまり、LAタイムズの情報は、NYタイムズとアップルの関係、Appleタブレットにおける「読む」コンテンツの重要性、そしてタブレットの存在そのものを裏付けることになりました。

さらに興味深いのは、先週のコンデナストのプレスリリースで強調された以下のくだりです。このプレスリリースはそもそも、GQのiPhoneアプリが(まあまあ)うまくいったことを宣伝するためのものだったんですが、この部分はタブレット用アプリへの前振りとも受け取れる内容です。

以下、引用します。

コンデナストでは、iPhone並びにアップルから発表が予想されるタブレットに向けて、さらにコンテンツを開発するだけでなく、Adobeと戦略的パートナーシップを結び、新時代の電子雑誌を企画・製作するための技術開発を行う予定です。

通常、この程度の情報については無視するのが賢明といったところです。何しろAppleタブレットは、うわさレベルですが、現在のところメディア業界にかなり気に入られており、新聞・雑誌・PR業界関係者が公式声明やプレスリリースでAppleタブレットに言及するのは日常茶飯事なのですから。

でも、Appleタブレット発表間際のこのタイミング、しかもこういった試みをいかにもやってくれそうな企業による発言ですから、信頼してもいいのではないでしょうか?

Kindle日本版も出たし、やはり今年は電子書籍が主戦場になりそうですねー。

[LA Times]

John Herrman(原文/miho)