アップルvs.ノキア 特許バトルが輸入禁止バトルに発展!

アップルvs.ノキア 特許バトルが輸入禁止バトルに発展! 1

ノキアとアップルの特許バトルがすごいことになってますね。

年明け早々、世界携帯最大手ノキアが米国国際貿易委員会(USITC)に自社特許を侵害するアップル製品の全面輸入禁止を要請して数日と置かず、アップルも15日(米時間)USITCに自社特許を侵害するノキア携帯の輸入全面禁止を要請しました。

この終わりなきピンポンゲーム。事の起こりは昨年10月22日、ノキアが米デラウェア地裁にアップルを特許侵害で訴えた時点に遡ります。

「本訴訟の対象はGSM、UMTS(3G WCDMA)、無線LAN対応デバイス製造の基礎技術にかかる特許10件。これらの特許はワイヤレスデータ、音声コーディング、セキュリティ、暗号化をカバーするものだが、iPhoneは2007年の初代発売以来あらゆるモデルでこれを侵害してきた」(ノキア

市場投資会社Piper JaffrayアナリストGene Munster氏が出した推計では、ノキアはiPhone1台当たり6~12ドルの特許料を求めているので、iPhone通算販売台数が推定3400万台としてアップルはノキアに大体2億~4億ドル払わなきゃいけない勘定になるそうですよ?

アップルが「はい、そうですか」と払うわけもなく、約1ヵ月半後の12月11日にはアップルがこっちの特許13件を盗んでるのはおまえさんの方だとノキアを反訴。法務顧問兼上級VPブルース・スウェル(Bruce Sewell)氏はこんなキツーいプレスリリースを出したのでございます。

 

「われわれと競合するなら、他社も自分で自分の技術を発明して争うべき。われわれの技術を単に盗んで競合するのではなく」(アップル

ノキア10、アップル13とくりゃ、今度はノキアとしても18以上は最低揃えて戻ってくるだろう、というギャラリーの下馬評をよそに、今月ノキアは戦いの舞台をITCに移し、MacBookからiPhoneまでノキアの特許を侵害するアップル製品は事実上すべて輸入禁止にするよう訴えました。

そしてアップルも数日後負けじと反訴。ノキア携帯にこのアメリカの土は踏ませんぞ、というわけですね。

さて、間のITCはどう出る? 

審査には15ヶ月かかるそうです。

[Bloomberg, Business Insider]

Kyle VanHemert、Mark Wilson(原文1原文2原文3/satomi)