Genius Bar困った小話集【弐】しかも逆目線

Genius Bar困った小話集【弐】しかも逆目線 1

先日お伝えしたおGenius Bar困った小話ですが、もっともっとありました。今回困ったのはお客さんではなくGenius達。

【小話:一】

Genius Bar困った小話集【弐】しかも逆目線 2

やってきたのは年配の女性、持ち込んだのはPowerMac G3、理由は起動しないから。担当GeniusはRingoさん。

確かに起動しない。そこでロジックボードをチェックするために、ケースをあけてみることに。あけてみると中のファンになんだかフワフワケバケバしたものが。

「なにかペット飼ってませんか?」Ringoさんが質問すると、この女性は猫を飼っていたけど最近亡くなったと言います。でも生きている時はこのパソコンの周りでよくゴロゴロしていたなぁ、とのこと。パソコン内は亡くなったペットの猫タイガーちゃんの毛でいっぱい。あちらこちらがタイガーだらけ

女性は「タイガーったら、死ぬ前にこんなところに忘れ形見を!!」と大喜び。

マネージャーがでてきて、中の猫の毛をきれいにしないと修理はできませんと説明すると、なんとGenius Bar横でハンカチをとりだして猫の毛だしはじめました。カウンターに猫の毛がまき散らされています。

店内から出てくださいと言われた女性。しかもなぜか若いGeniusをつれて彼女のパソコン(猫にゃんのお墓)を車まで運ばせるということに成功。もうなんかわけわからんぞ!

...タイガーったら! にゃーーーー!

Image via Tambako/Flickr

 【小話:二】

Genius Bar困った小話集【弐】しかも逆目線 3

。それはガジェットにとって最大の敵、そして持ち主にとっても恐るべき相手。なぜなら水の被害は保証されないことが多いから!

やってきたのは女性。ものはMacBook Pro。GeniusはPaulさん。

水の事故は保証対象にはなりませんと説明するPaulさん、そうしている間にもMacBook Proからは水がポタポタ。対象にならないと言われた女性はパニックに。あたしのパソコンを盗もうとしてるんじゃないの! から始まって他社はウォータープルーフのノートPC作ってるのに! と文句ガンガン。さらにゴンゴンと「このダメージはそっちが責任とるべきよ! 犬がパソコンにおしっこしちゃうことがあるかもとかそれぐらい予測しとくべきよ。そういう時のためにウォータープルーフにしとけってもんでしょうよ!」

ハイジもびっくりガンガーンな文句。

お水...犬のお小水がカウンターにぽたぽたと水たまりをつくる中、手を洗いにいくPaulさん。濡れた床にご注意下さいのサインをお店の床にだして、後はもうマネージャーにパスです。

わん!

Image via g-hat/Flickr

【小話:三】

Genius Bar困った小話集【弐】しかも逆目線 4

しっちゃかめっちゃかになったiPhoneスクリーン。聞いた事がある話でしょう。よくあることでしょう。Genius達も幾度となく見てきたでしょう。それにしたっていくら見慣れたからって修理費が高いのには慣れません。

やってきたのは女性。ものはiPhone。対応GeniusはJohnさん。

女性に修理費を伝えます、$199(約1万8千円)。これがきっかけになって、彼女は叫び始めます。Johnさんを大バカうすのろ野郎と罵り開始。Geniusが3人がかりで彼女をなだめようとしますが、まさに焼け石に水!

そのエリア全体のマネージャーがちょうどお店の視察に着ている日で、彼が彼女を説得しようと試みます。が、1文も言い終わらないうちに彼女の攻撃が! 「あたしに話しかけないでよ、このオカマ野郎!」店内のお客さんに向ってもわめき散らす彼女に、エリアマネージャーがお店から出て行くように言うと、「何よ。触らないでよ。オカマオカマオカマ野郎!」と叫んで店から逃走。

さらに10分後、忘れた傘を取りに戻るという冷静なのかなんなのかわからない行動。

何よっ! オカマの何が悪いのよ!

Image via mager/Flickr

【小話:四】

Genius Bar困った小話集【弐】しかも逆目線 5

暴力禁止!

やってきたのは男性。ものはiPhone。GeniusはGeorgeさん。

iPhoneでリンクシスのルーターに接続できないとやってきたのですが、その理由がiPhoneではなくシステム側の設定にあるとわかったのでCiscoテクチームにあとは任せるしかないということに。説明書をプリントして渡そうとしていると、どうやらこの男性はGeorgeさんの対応が遅いとGeorgeさんに「大くそ馬鹿野郎」の罵声!

そこでGeorgeさんも言葉の暴力をやめないのなら、これ以上サポートすることはできませんとはっきりと答えます。するとすぐさま「うるせー、くそボケホモ野郎」とこれまたひどいことを。そして上の画にもあるようにセキュリティカメラがとらえた映像、なんとGeniusに殴り掛かってます。本腰いれて喧嘩が始まる前にGenius達何人かでとめにはいりました。警察に電話をすると男性は走って店から逃げました。Appleは現在この男性を訴え中。

言葉の暴力も拳の暴力も、ダメぜったい!

【小話:五】

Genius Bar困った小話集【弐】しかも逆目線 6

確かに面倒くさいってのはわかりますけど。

Genius Barで予約いれるの面倒だし時間かかるのは確かに嫌なんですけど、この男性はこれまたよっぽど時間がなかったのでしょうなぁ。

やってきたのは男性。ものはノート型パソコン(詳細不明)GeniusはRobertさん。

この男性、通称Chuckはやってきた。その時のGenius Barの待ち時間は約30分。そこでChuckはカウンターにやってきてパソコンを置くと、Robertさんに直ったら電話くれと伝えて帰ってしまいました。電話くれ? だってパソコンの何が悪いかも連絡先も言ってないのに?

数週間後、Chuckが戻ってきました。そこでRobertさんは書類にサインをもらわないと手をつけることができないと説明。忙しい(らしい)Chuckにはサインをするようなそんなヒマはない(らしい)! ということでサインもしないまま店を後に。

これまた数週間後、Chuckリターン。Robertさんは待ちに待ったChuckがやってきたと手に書類をもって準備万端。サインなしでは修理できない、修理にはほんの数日かかるだけだと説明。

するとChuckは大ギレ!「まだ直ってないのか? なんでだよ、Genisuだろ! Genisuだろ! Genisuだろ! Genisuだろ! Genisuだろ! ...」Genisuだろ!の無限ループ。

違うGeniusがなんとか彼をなだめてサインさせることに成功。そこでChuckの捨て台詞「とんだホモ野郎と毎日仕事をする気分ってのはどんなだよ?」

そして、Chuckがパソコンを受け取りに店にくる事はなかったそうな。

接客って大変だねぇ。

それにしてもみなさん、ホモ野郎って言い過ぎです。

matt buchanan(原文/そうこ)