アマゾン、電子書籍価格で出版社に譲歩

アマゾン、電子書籍価格で出版社に譲歩 1

電子書籍戦争、続報です。

アマゾンは、電子書籍価格を巡る対立から、マクミランの書籍販売を停止する制裁措置をとっていましたが、結局譲歩したようです。マクミランの要望を受け入れ、これまで原則9.99ドルだったベストセラーおよび新刊ハードカバーの電子書籍版の価格を、12.99ドル~14.99ドル値上げするとのことです。

公式発表は以下の通りです。

親愛なるお客様へ

「六大出版社」のひとつであるマクミランが、弊社に対し、「我々はエージェンシーモデルに移行し、ベストセラーおよび多くの新刊ハードカバーの電子書籍価格を12.99ドル~14.99ドルに設定したい」と一方的に通告してきました。

これに対し、弊社からは強い反対意見を提示し、その意見が深刻なものであることを示すために、マクミランのタイトルの販売を一時的に停止いたしました。

しかしながら、弊社としては最終的にマクミランの提示する条件を受け入れざるを得ないことを、お客様にはご理解いただきたく存じます。なぜなら、マクミランは同社の出版するタイトルについて専売権を有しており、弊社としてはそれらの書籍を、たとえ電子書籍としては不必要なほど高価であったとしても、お客様にご提供したいと考えているためです。

ベストセラーの電子書籍版に対して14.99ドルを支払う価値があるかどうかは、お客様がご判断されることと考えます。他の大手出版社が全て、マクミランと同様の道を選ぶとは考えておりません。独立系の出版社や自費出版作家は、こうした状況を好機ととらえ、より魅力的な価格で電子書籍を提供しようとすることでしょう。

Kindleは弊社の事業ではありますが、同時に使命でもあります。容易な使命とは考えておりません。

いつもアマゾンをご利用いただき誠にありがとうございます。

決断が速いですね。

[Kindle Community]

Jack Loftus(原文/miho)