ビル・ゲイツの昆虫シリーズ:今年はホタル!

ビル・ゲイツの昆虫シリーズ:今年はホタル! 1

よりはだいぶ風流になりました...。

昨年、アーティストや学者、企業家など各界の著名人が集まるTEDカンファレンスの会場で、の一群を放ってくれたビル・ゲイツ。その目的は、蚊が媒介するマラリアの問題を提起するため、ということでした。次は何をぶちまけてくれるのかと想像力をかきたてられていましたが、今年はホタルと来ました。

なぜ今度はホタルか?というと、ゲイツに言わせるとホタルは「エネルギーの奇跡」の生きた証だということです。つまりエネルギー問題を提起してるわけですね。ビル・ゲイツのスピーチの中では、「エネルギー効率を最大化し、人口増加の影響を最小にしたとしても、人類は年間130億トンずつ二酸化炭素排出を削減しなくてはならない」という見通しが出されています。

以下のようにTwitterでも、「次の大統領とか、奇跡のワクチンとかよりも、より安価でクリーンなエネルギーの開発が大事」とつぶやいています。

ビル・ゲイツの昆虫シリーズ:今年はホタル! 2

ではどうすればいいのか、答えも用意しています。まず、石炭と天然ガスの利用を全廃すること。代わりとして、二酸化炭素回収に取り組み、原子力風力、そして太陽光を生かすのだと言うのです。特にゲイツは劣化ウランによる原子力発電が、今後数世紀にわたりアメリカのエネルギー源となるポテンシャルがあるとしています。確かに技術的には可能なことで、今はただ必要な投資がなされていないだけなのです。

原子力発電が発展し、厳格な規制の下に運用されているにもかかわらず、アメリカ人は原子力に対して慎重です。もしゲイツが本当にこの問題についての思いを実現したいなら、投資だけでない何かが必要でしょう。アメリカ人にとっての原子力の概念を変えなくてはならないのですからね...。

ビル・ゲイツの昆虫シリーズ:今年はホタル! 3

ゲイツはTEDでの講演内容に関しての考えをThe Gates Notesで書いています。ビル・ゲイツによる原子力普及に向けた活動とか、他の問題意識や慈善活動、来年はどんな昆虫をTEDに連れていきそうかとか、興味のある方はチェックしてみてください。

[TED via CNN Tech]

Brian Barrett(原文 / miho)