スティーブ・ジョブズもママにはかなわない? セクシーアプリ浄化作戦の背景

スティーブ・ジョブズもママにはかなわない? セクシーアプリ浄化作戦の背景 1

ジョブズの趣味のせい、もあるかもしれませんが...。

ここ数日、App Storeではおっぱいぷるぷるアプリ等を対象に浄化作戦が断行されています。ちょっとでも男子心をくすぐるアプリはどんどん消えていっています。一説では、5000個のアプリが消されたとか。アップルの役員フィル・シラーさんが理由を説明してくれました。

女性のお客様から、こういったアプリはあまりに品性を欠いていて、不愉快だという苦情をいただくに至りました。また、保護者の方からも同様に、子供たちがこんなアプリにさらされるのはけしからんと言われております。

そういう人たちのためにペアレンタルコントロールがあるんだと思いますが...。でも、シラーさんは「アップルはこれまでデベロッパーの利益を考えてきましたが、結局は子供たちやその保護者のニーズを最優先する必要があるのです。」として、あくまで奥様方に合わせる姿勢です。

で、おっぱいぷるぷるアプリが削除される一方で、Sports Illustratedの水着特集や、セクシーショット満載のFHMはまだ残されています。それはなぜかというと、シラーさんいわく、

Sports Illustratedが他のアプリと違うのは、著名な企業による、他媒体で発行済みの広く入手可能なコンテンツであり、すでに世間から一定の評価を受けているという点です。

つまり、保護者も知っている有名なコンテンツのブランドであればいいってことなんでしょうか? もしくは、苦情が一定数に達しなければOKということでしょうか?

大人がみんな知っている有名ブランドならOKで、若者が大好きだけど無名なおっぱいぷるぷるはNG、なんて、アップルらしくない対応ですよね。

ただ、来月発売するiPadのメインターゲットは、ファミリー教育の場での利用、つまりこういったことにセンシティブな層だと言われています。iPadがファミリーに普及したとき、お母さんたちの目にうっかり超セクシーなアプリが入ってしまったら、苦情のレベルは現在の比ではなくなると思われます。

一連の、ちょっと拙速に見える浄化作戦は、一人暮らし男子の家に初めて母親が訪ねて来るので「ママが来る前に、いろんなDVDとか雑誌とか、片づけておかないと!」という状況と似ているのかもしれません。

[NYT via Tech Crunch]

Rosa Golijan(原文/miho)