マイクロソフトが表に出したくない米政府の国民監視文書

マイクロソフトが表に出したくない米政府の国民監視文書 1

個人情報バラけたら安心てわけでもないんですね...。

これは2008年3月発行の「マイクロソフト社オンラインサービス国際犯罪コンプライアンスのハンドブック」米国内版。マイクロソフトが自社のオンラインサーバーにみなさんの個人情報をどう保存し、政府や警察がどうそれを入手できるかについて、22ページに渡り記したものです。

でも、マイクロソフトはこれ、あんまり表に出したくなかったご様子...。

Microsoft Spy


この文書を入手したのは、ウォッチドッグのサイト「Cryptome」です。

ここは過去14年に渡り、Facebook、スカイプ、AOLなどネット大手のスパイ関連文書とその他の機密文書を5万4000件雨あられのごとく公開し、貴重なオンラインの情報源になっているサイトです。

20日この文書が出るや否や、マイクロソフトはデジタルミレニアム著作権法(Digital Millennium Copyright Act=DMCA)を盾に「著作権侵害だ」として、ホスティング会社のネットワークソリューションを通してCryptomeに掲載取下げを要求。削除しなければサイトを丸ごと閉鎖に追い込むぞと警告したのです。

でも自分のどの情報をどのように開示できるかぐらい、把握しておきたいですよね。アメリカの会社はどこも大体こういうの持ってるんだし(こないだグーグルが中国にハックされたのだって、米政府からいつデータ提示求められても困らぬよう予めこしらえておいた監視システムが狙われたんで慌てた、という情報もありましたよね)。

という批判を受け、木曜朝には削除要求を撤回。一時閉鎖となっていたサイトは無事復旧したのでございますよ。

似たような文書はサイトにごろごろ転がっていますし、削除要求さえ出さなければ、誰も気にも止めなかったと思いますよ。この怒涛の5日間のメールのやり取りも今は全部サイトに出てます!

Cryptome[Microsoft Spy via Business Insider]

Jesus Diaz(原文/satomi)