チリ地震で1日が短くなった模様です

チリ地震で1日が短くなった模様です 1

先週末、66.6エクサジュールもの巨大なエネルギーを放出したチリ大地震は、津波以外にも爪痕を残したようです。

NASAジェット推進研究所は、「この地震でおそらく地軸が2.7ミリ秒角移動し、1日が短くなった」と話してます。

え? 「どうりで今週は1日が短く感じる」って? いや~それはすごい感度です。なんてったって1日で1.26マイクロ秒短くなっただけなので。そうです、0.00000126秒。観測の限界値未満なので、普通はコンピュータモデル使わないと計測できないみたいですよ?

地震では何百kmにも及ぶ岩が数m動き、地球の質量分布が変わって、バランスを取る自転軸も動き、自転スピードも変わっちゃう、というわけですね。この現象は、ちょうどスケート選手がスピンで腕を体にぴったり引き寄せるとスピードが上がるのに似てることから、「アイススケーター・エフェクト」とも呼ばれています。

今回のチリ沖地震ではもっと目に見える変化も出ており、例えば英リバプール大教授によると、英サンタマリア島は陸移動で2m隆起した可能性もあるんだそうな。

ポールシフトはこれが初めてじゃありません。有名なのは2004年のインドネシア・スマトラ島沖地震ですが、地震が起こるたび大なり小なり地軸は動くみたいですよ。

[Business Week]関連:Bloomberg.co.jp

Jesus Diaz(原文/satomi)