今最も注目される作曲家、彼女の名はEmily Howell

今最も注目される作曲家、彼女の名はEmily Howell 1

これまた技術と人の話です。

技術はどこまで人の世界にはいっていくのでしょうか? 人が技術に勝るものとは何なのでしょうか?

6年前、世界で最も才能があると評されたある作曲家がDavid Cope氏の手によってこの世から消えました。この作曲家はまるでモーツァルトが作曲したような彼のスタイルと同じような何千という曲をかきました。

作曲家の名前はEmmy、音楽作曲ソフトウェア。

カリフォルニア大学の名誉教授であるDavid Cope氏の開発したソフトウェア。

Emmyという名前はEMI(Experiments in Musical Intelligence)からきたもの。その名の通り音楽分野での人工知能。当時最先端の技術ではあったものの、これに関する議論が沸騰し始めるとともにCope氏はEmmyを破壊してしまいます。

そして今、Emmyの後継者、Emily Howellが誕生しました。Emmyができなかったことを成し遂げよう、昔の曲をもとに再作曲するのではなく、もっとモダンな、オリジナルの曲を作ろう、EmilyのそしてCope氏の挑戦はそこにあります。

EmilyはEmmyの後継者であるというだけではなく、未来の作曲の形という視点からも興味深い対象です。つまり、将来人は作曲の1部を機械に頼っていくことになるのか。機械がクリエイティブな面を発達させればさせるほどそうなっていくのでしょうか?

Cope氏は実際にとあるポップス系のグループが新曲を制作をCope氏(作曲ソフトウェア)に依頼していると明かしました。

技術は人の感性にどれだけ近づけるのでしょうか? 人はどこまで技術に頼る・譲ることができるのでしょうか?

[Miller-Mccune]

Mark Wilson(原文/そうこ)