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Google中国が香港移転で検閲撤廃...え? 中国がもう検閲!?

2010.03.24 21:00 [0] [0]

100322_mao-vampire.jpg


Google.cnに行くとGoogle.com.hkに自動転送され、「Welcome to the new home of Google China search(グーグル中国検索の新HOMEへようこそ)」というメッセージが出るようになりましたね。

Googleが月曜、正式に中国における検索検閲をやめ、香港にサービス拠点を移して検閲ゼロの検索結果を全員に流し始めました。

きっかけとなった大型スパイ事件のハッカーは米側の調べで中国国内にある政府関係のソースと判明したんですが、すんなり認め法律を曲げてまで引き止める中国政府ではなかったようです。22日(米時間)をもってGoogle Chinaの検索エンジンは停止に。グーグルの声明はここ)。

撤退と言っても、検索事業をフェリーですぐの香港に移しただけです。中国3支社の全事業を閉鎖するわけではないし、営業と研究開発(R&D)の社員は勤務継続ですけど、現地社員(600~700人)の人員削減はかなり深刻になるみたいですね...。

さて、気になる検索結果ですが、先ほど試しに検索言語cn(中国語)で「達賴喇嘛(ダライ・ラマ)」を検索してみたら...お~引っかかる! 

が、しかし。小躍りしたのも束の間。ワシントン・ポストが先ほど伝えたところによると火曜現在、北京から検索すると検索結果はノン・フィルターで表示されても微妙なリンクは無効になっちゃってるそうですよ? これは国外だから見れるっていうだけか...。中国から読んでるみなさん、どうでしょ...? 

結局、中国のユーザー、特に毎日グーグルに頼ってる科学者にとってはあんまり嬉しくない結末になってしまいましたね...うん。


100322_google-firewall_01


さて、気になるのは中国政府の報復です。グーグルは発表に合わせて中国からのGoogleサービスアクセス現況をこちらに公開し、随時更新を始めました。こうして世界中に知らしめることが抑止力になるかどうかは分かんないんですが、全部ブロックされたら広告事業もあがったり、残る事業も閉鎖になってしまいますからねー。

でも、全面ブロックなんてことが本当に可能なんでしょうか?

その辺のことを、首都ワシントンD.C.にある保守系シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」の技術政策事業ディレクターJames A. Lewisさんは先のポスト紙にこう話してます。
 

「中国政府としてもグーグルになんらかの報復を行う手段を探したい衝動はあるわけで、まさにそこにアメリカ政府の介入が必要で、『おたくの貿易公約違反だぞ』と言ってやらなくてはならない。

[...]中国は検閲をやめないだろう。しかし、中国[本土]の外でグーグルがやっていることに対し報復を講じる行為は自国領土外の権力発動であり、中国の貿易協定違反に相当する」


なるほど。治外法権と。グーグルもそう言ってるみたいですよね。中国政府の声明も(英語のまま)はっておきましょう。


BEIJING, March 21 (Xinhua) -- From groundlessly accusing the Chinese government of supporting hacker attack against it to pushing China abandon the legal regulations on the Internet by threatening to withdraw from the Chinese market, many facts have shown that Google is politicalizing itself.

Google, as the world's largest search engine, should understand an internationally accepted rule as well as other enterprises, if not better, that no matter in which country you conduct business, you have to obey the laws and regulations there.

In fact, no country allows unrestricted flow on the Internet of pornographic, violent, gambling or superstitious content, or content on government subversion, ethnic separatism, religious extremism, racialism, terrorism and anti-foreign feelings.

China has been implementing the reform and opening-up policies for more than three decades and its stance for keeping the door open remains unchanged. Having conducted business in China for four years, Google has benefited from China's opening-up policies and its vast market.

However, regulation on the Internet is a sovereign issue. The Chinese government regulates the Internet according to laws and will improve its regulation step by step according to its own needs. It is a pure internal affair.

Regrettably, Google's recent behaviors show that the company not just aims at expanding business in China, but is playing an active role in exporting culture, value and ideas.
It is unfair for Google to impose its own value and yardsticks on Internet regulation to China, which has its own time-honored tradition, culture and value.

Google is currently at a crossroad. Whether it eventually leaves the Chinese market or not, one thing is certain -- China's Internet market, which has already been the world's biggest with nearly 400 million netizens, will continue to prosper.

Whether it leaves or not, the Chinese government will keep its Internet regulation principles unchanged. One company's ambition to change China's Internet rules and legal system will only prove to be ridiculous.
And whether leaving or not, Google should not continue to politicalize itself, as linking its withdrawal to political issues will lose Google's credibility among Chinese netizens. That, will make Google end up to be the biggest loser.


ブラブラブラ~うんたらかんたら~、と。

中国政府よ、一番の負け犬がグーグルで、そんなの知ったこっちゃないんなら、何故こんな声明を長々と? 時間の無駄じゃないですか。

要するに国民を圧迫しても戦車でひいても強制収容所に送っても適正手続き抜きで死刑宣告してもそれは自分たちの権利だって言いたいんですよね。だったらグーグルにだって自分の好きなときに中国から出て行く権利はあるんです。以上おわり。というぐらい単純な話でしょ、これ。

なのに悲しいことに結局これで一番被害を受けるのは中国の人たちなんですよね...。


Adam Frucci、Jesus Diaz(原文1原文2/satomi)
 

4822245942
インターネットは誰のものか 崩れ始めたネット世界の秩序 (単行本(ソフトカバー))

検索の所有権とは。




 

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