黄色iMacの憂鬱(最終章?) ついに抜本的修理はじまるか!?

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伝説は16週前、iMacの新発売からはじまりました。問題はご存知のとおりチラつきと黄ばみかかった液晶画面。しかしついにその伝説も終わりに近づきました。というのも、ようやくアップルがこの現象について理解し、サポートすることになったからです。

アップルの公式声明

我々はディスプレイのチラつきと黄ばみ現象について原因を特定した。問題が発生している顧客はAppleCareに連絡されたい。

すでに色々な掲示板やフォーラムで苦情がでてましたけど、これで公式にAppleCareに陳情すればよくなりました。

声明はあまりに簡潔なものですけど、この問題を公式に認めたのは初めて。このiMacの修理は顧客に対して誠実な対応で、設計時に予想しなかった問題の対応としていい手本になりそうです。これは見習いたいものです。

もちろん「原因を特定した」という声明であり、だからといって完全に修理可能ということをいっているわけでもありません。数週間前に一時出荷停止をし、ファームウェアアップデートにより一部の黄ばみやチラつきは直ったのでアップル系掲示板やフォーラムへの苦情はかなり収まってきています。出荷再開後も、iMac第三世代プラスを使う20人くらいのユーザーからディスプレイの黄ばみが報告されていますが、対応は前と比べると迅速になっている印象です。

我々に連絡してきた全ユーザーに、iMac交換後どうなったのか確認してみたのですが、レスポンスは芳しくありません。一部の人は解決したようですけど、あとは諦めてしまったのかもしれませんね。だって問題がおきてからもう数ヶ月もたっていますから。

この問題はアップルにとって赤面モノの事態。確かに99.9%の製品は問題なかったのかもしれませんけどね。さてこの画面って改善しているように見えますか?

 

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(写真:生産再開後の 27インチiMacの画面写真、Time Machineから復帰したファイル一覧)

この問題が解決したかどうか、その結論はもちろん顧客であるアナタに委ねます。ここで私は声を大にしていいたいのは、ギズモードをはじめとして多くのウェブサイトで取り上げられなかったらこの問題はどうなっていたのか、ということ。だってアップルはこのiMacのディスプレイを「究極のディスプレイ」として宣伝していたのに、実際にはこの有様だったんですから。

結局、iMacはもう買っても大丈夫になったの?

多分。ただし買ったら最初にテストはやったほうがいいでしょうね。もしそこで問題があったら迷わず交換にいくこと。いったん使い始めたら取り返しがつきませんよ。

アップルが今回きちんとユーザーに対応する姿勢をみせたことは多いに評価できます。次回こういった問題があった時、さらに素早い対応をしてくれることを望みます。もちろんアップルだけではなく他の会社でもね。どうぞよろしくお願いします。

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黄色iMacの憂鬱(第2章):スティーブ・ジョブスも直せない : ギズモード・ジャパン

Mark Wilson(原文/野間恒毅)