ブレードランナーのレプリカ銃作りにかけた僕の半生

ブレードランナーのレプリカ銃作りにかけた僕の半生 1

試行錯誤の末、ついに...。

アダム・サヴェッジさんは映画などの特殊効果のエンジニアで、宇宙船から仏像まで、ほとんどなんでも作れる人です。今回、彼はいかにして(趣味で)トイガンを本物そっくりのブレードランナーの銃にしていったかを語ってくれてます。

続きで、サヴェッジさんの25年にわたる悲喜こもごもをどうぞ!

 僕が最初のブレードランナー銃を作ったのは18才のときで、僕はニューヨークのヘルズキッチン地区に住んでいました。ブレードランナーをビデオの静止画像で見ながら、スケッチをしまくり、おもちゃとかモデルキットのパーツを使って作りました。

それで作った銃は、愛らしくもひどいこんなものでした。ちなみにその後ネットで知ったんですが、当時僕がダウンタウンのカナル・ストリートで6ドルで買ってグリップ部分だけ使ったプラスチック銃は、伝説のトイガン・デザイナーのエディソン・ジャカトーリが作ったものだったみたいです。

ブレードランナーのレプリカ銃作りにかけた僕の半生 2

その後30才のとき、ものすごく精巧なやつを、樹脂とボンドから自作しました。当時僕は参考になる写真をいっぱい持っていたので、こいつはすごいぜと思ったんですが、サイズについてはよくわかっておらず...結局、これは実物より20パーセントも小さいものでした。ファッ○!

ブレードランナーのレプリカ銃作りにかけた僕の半生 3

あるとき、僕はこれにクロムメッキして、さらに使い込んだような加工をしてみましたとさ。

ブレードランナーのレプリカ銃作りにかけた僕の半生 4

その後2006年、映画で実際に使われた25年とちょっと前のオリジナル銃が発見され、去年オークションで25万6000ドル(約2316万円)で落札されました。

ブレードランナーのレプリカ銃作りにかけた僕の半生 5

そして最後の写真が、最終作です。今、95パーセントできてます。僕の手製のベイビーです。少なくともこの6年間にわたって、30時間か40時間かけて作ってきました。

ステアーマンリッヒャーの222口径ターゲットライフルをバラしたレシーバーと弾倉、チャーターアームズブルドッグの44口径をバラしたやつと、アルミと鉄のカスタムパーツ(バレル、グリップ、台尻部分)を自分で組み立てて、あらゆる点で極力オリジナルに近づけました。けっこう大変でした。

ブレードランナーのレプリカ銃作りにかけた僕の半生 6

とりあえず、以上です(多分、もっとあるんだけど)。これを握る感触は、もうなんとも言えません。

Adam Savage(原文/miho)