小惑星は核で破壊しても合体して地球に落ちてくるって!?

小惑星は核で破壊しても合体して地球に落ちてくるって!? 1

映画『アルマゲドン』みたいにはいかないのね。

小惑星が地球めがけて飛んできたら核で粉々にしてやれば衝突は回避できる...と思いきや。最新のシミュレーションでダメっぽいことが判明しました。

なんか砕いても元に戻ってしまうらしいんですよね...。

そうなんです。核弾頭が小さ過ぎると、せっかくボカンと命中させても破片が散る速度が遅すぎて、モタモタしてるうちに相互重力のちからで元通りガッチンコくっついちゃう!

どれぐらいで元に戻るのか...ですか? えーとですね、UCサンタクルーズのDon Korycanskyさんとロスアラモス国立研究所のCatherine Pleskoさんが直径1kmのもので行ったシミュレーションでは逃げ足の遅い破片は2時間から18時間で岩に戻ったらしいですよ。

因みに直径1kmの小惑星を永久に粉砕するにはTNT火薬900キロトンの爆発力の核兵器が必要なのだとか。今の製造能力で作れることは作れるんですが、そんな重たいものどうやって宇宙に飛ばすのよ! という問題があるんでございますね。

いや~試す前に気づいて良かった良かった。落ちてくる小惑星に向かって「おまえはT1000か!」と叫んでも遅いですからね、ははは...て、喜んでる場合じゃないっか...。

ロシアはアポフィスに核じゃなくロケットぶつけてやるぜって張り切ってるようなので、成功を祈りましょう。

[New Scientist] 関連:エルエルアルマゲドンとディープインパクト

Adam Frucci(原文/satomi)

UPDATE: 修正しました、ご指摘ありがとうございます。