自分が死んだらSNSはどうなる? Facebookの場合

※ギズモード今週のテーマは「Memory [Forever]」

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自分が死んだらSNSはどうなる? Facebookの場合 1

あなたもいつかは死にます。

死ぬと真っ先に故人を偲ぶ場となるのが、あなたのオンライン資産(SNSのプロフィール、ブログのコメント、Webサービスなど)。あなたのSNSはいつ死んでも大丈夫?

という話じゃなく、ここでは死後具体的にどう進行するのか、Facebookを例にとって見てみましょう。

Facebookは、あなたのデジタル霊廟に揺るぎなく聳える墓碑です。基本そこに行けば生前の思い出が全部詰まっていますからね。タイムスタンプ付きのコメント、個人情報の山、写真(う、写真...)。SNSは誰かが亡くなると知り合いが最初に駆けつける場であり、悲劇的最期を遂げたり公人だったりした場合はマスコミが初動で情報収集に馳せ参じる場でもあります。

Facebookも自分たちの役割りは承知しているらしく、遺族のためのヘルプページは万全です。もうそこに行けば故人のプロフィールの扱い方も全部わかりますよ、はい。遺族に残されたオプションは以下の通りです。

• アカウント墓碑化申請: アカウントをデジタルの墓碑に。これはFacebookが実際提供しているサービスです。

以下の情報を提出いただくと... 当社側で当人のアカウントを墓碑に変えて差し上げることもできます。アカウントを墓碑化すると、ステータス更新などの微妙な情報を削除し、プロフィールへのアクセスを当人確認が取れたご友人のみに変更が可能です。

まあ、無難なオプションでしょうね。故人のプライバシーをある程度守りつつ、残された人たちの思い出は永久に消さなくて済みますから...と、なんだか読んでるだけで胸が塞がってきますが、幸いサイトには空欄を埋めるだけで済む申請フォームもございます。

• アカウント閉鎖:  墓碑化のFAQにはこんな1行も。

近親者からご依頼があれば、アカウント完全閉鎖のご要望にもお応えしております。

閉じてしまいたいアカウントだって、そりゃありますわな。これは特別な依頼(これも申請フォームで行う)をすると完全削除できます。ただし故人の親か配偶者じゃないと無理と思ってください。

  • アクセス権限を求めて会社を訴える:  Facebookプロフィールを見てからじゃないと閉鎖できない遺族もいますよね? これはグレイゾーン。やってやれないことはないですが、場合によりますね。

Legacy Lockerブログではこんな事例を紹介しています。

家族がFacebookアカウントへのアクセス権限を求める場合にはFacebookを法的に訴えなくてはなりません。やはりというべきか、最近これがますます増えてきているようですね...

バイクに乗ってたら、酔っ払い運転の運転手に轢かれた青年がいました。母親は息子がFacebookに小まめに書き込んでいるのを知っていたので、死を悼むプロセスの一環でそこにアクセスしたいと考えました。友だちと連絡を取る手立てを得て、なんとか息子との繋がりを残しておきたい。息子のバーチャルの存在が彼女に残された大切な思い出のひとつだったんですね。

ところがアクセスした時には、Facebookが青年の死を知ってアカウントを破棄した直後だったのです。そこで女性は会社を訴え、取り戻しました。

Facebookは両親に息子さんのFacebookページの電子版スナップショットを提供し、全メッセージ、ウォールへの投稿、写真も含め、そこに収録されたものはすべて見れるようにしました。 さらにページの一般公開部分へのアクセスも許可し、友だちに登録されている人たちと同じようにページが閲覧できるよう対処しました。

ボックスをチェックマークして終わり、という簡単なオプションじゃないけど、道はある、ということで。

ログイン情報を残しておこう: 遺書は大事。正式じゃなくていいので、元気なうちにログイン情報とか死後プロフィールをどうすべきかしたためて、家族や配偶者に託しておきましょう。今向き合って話すのも変ですが、やるだけの価値はあります。

以上、自分の死後プロフィールがどうなるか、友人・家族の身に万が一のことがあったとき自分に何ができるか、細かく見てまいりました。ライフハッカーの「自分が死んだ後のメールアドレスやSNSアカウントはどうなるの?」も併せてどうぞ。

そういえば夫のお墓に電話をかけ続ける女性もいましたね...。ここに紹介した他にも役に立つ情報や体験談などありましたら是非コメントでシェアしてくださいね。

Memory [Forever]とは?

ギズモード今週のテーマは「Memory [Forever]」。

デジタルにエンコードされたメモリー、永久に残るメモリーの意味を一緒に考えていきます

John Herrman(原文/satomi)