[香港エレクトロニクスフェア2010春]あっ、あまりにも似すぎている! 「Wii」もビックリなチャイナ版が大乱舞

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その似せ度合いには脱帽です...

アジア最大規模の全23カ国より3230を超える企業のブースを集めて開幕した「香港エレクトロニクスフェア2010春」は、ちょっと日本国内では味わえそうにない異色の驚き体験なども交えつつ進行中ですが、家電製品カテゴリーの展示で重要な位置を占めているゲーム&トイフェアコーナーの盛り上がりぶりもなかなかのものでしたよ。

中国では「Wii」ブームなのかなぁと思いきや、「WiWi」だの「MiWi」だの、うまく任天堂の人気商品に似せたネーミングで、なんとか同じようなゲームエクスペリエンスを提供すべく、もう数々の中国企業が知恵(悪知恵かも...)を絞り出して競い合い、会場の各所で人だかりを作っていました。

かなり香港ではゲームも普及してるようですけど、中国本土や他のアジア中東諸国などでは、まだまだ一般家庭でゲームは高級贅沢品なのでしょうか? 普段は自由にプレイできないゲームを今日こそは! そんな願いをかなえるべく、ブースのデモンストレーションコーナーでは真剣な表情でゲームを楽しむ来場者の姿が目立っていました。時には出展企業の社員がコントローラーを奪い合ってたりもしましたけどね。

それにしても、所詮はパチ物でしかないWii似のゲームに、ここまで注目が集まるのはなぜなんでしょうか? しかも世界では爆発的に売れてる機種もあるそうで、ちょっと勇気を出して一番人気のMiWiのメーカーブースへと突撃インタビューしてみました。そして判明してしまった驚愕の事実...を、どうぞ続きからご覧くださいませ。

 

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MiWiの製造販売を手がけているのは、香港企業のMacro Winners Electronicsですが、日本からの来場者であることを伝えると、いきなり最初に任天堂の関係者ではないかの確認をされちゃいました。もしそうだったら、やっぱり困ることでもあるのかな?

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そして、まずは決まり文句なのか「きちんとウチは中国で数々の特許を取得した正規のゲーム事業を営んでいる会社でございます」との自己紹介がありましたね。う~ん、それにしては、ちょっとどことなく対応がギコチナイような気はしましたけど...

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どうやらMiWiのラインナップは、当初より年ごとに改良が進んできたため、すでに「BS-9700」「BS-9800」「BS-9900」の3モデル目に入ってきてるようですよ。どんどん今後も進化を続けるので、ぜひお楽しみにとのことでした。

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おまけに最近はコントローラー回りのブラッシュアップも図られており、「Mi Fiit」や「Mi Guitar」などが人気を呼んでいるんだとか。えぇっ、これって、どう見ても似すぎてるんですけど...

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MiWiの最大の魅力は、別にソフトウェアを買いそろえなくっても、もう最初から実に豊富なゲームがセットして中に入ってることなんだそうです。これで、なななんとお値段は20ドルしないんですって! えっ、日本円にして2000円以下で、まがい物ながらWiiっぽいエクスペリエンスを満喫できるんですか? そりゃぁ、主に発展途上のエマージング市場を中心に、低価格で大攻勢をかけて成功してるわけですよね。

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ちなみにボクもプレイさせてもらいましたが、モーションコントローラーの反応とか、なかなか快調で楽しめちゃいましたよ。正規のWiiが高すぎて買えない国の子どもたちにも、一家に一台はMiWiの感動を...というコンセプトでビジネス展開を進めるMacro Winners Electronicsに未来はあるのでしょうか?

あと余談ですけど、会場にはPSPに似せた各種ポータブルゲーム機の出展企業も多数登場してました。恐るべし、チャイナパワー!?

[香港エレクトロニクスフェア2010春]

(湯木進悟)