3D映画は終わるのか?

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3Dの映画好きですか? 嫌いですか?

VarietyがDreamWorksアニメーションCEOのJeffrey Katzenberg氏に3D映画についてインタビューしました。

Katzenberg氏は早くもリリースされた「タイタンの戦い」について語り、これが3Dの終わりになるかもしれないと懸念します。

Katzenberg氏がまず我々に初めに念を押したいのは「全ての3Dが同じ質で作られているのではない」ということ。今回のタイタンの戦いでの3Dポストプロダクションはこれまた質が下の下です。そしてこのような下の下の3Dをリリースしていると観客が「なんだよ、こんなもの!」と3Dを見捨ててしまうのもそう遠くはないだろう、とKatzenberg氏は考えています。

アバターで最上級の3Dを見た、そしてタイタンの戦いで最低レベルの3Dを見る。このタイタンの戦いで3Dに関しては観客を騙したといってもいいくらいでしょう。

このような低レベル3Dを観客に見せるなんて悪どい行為は続きません。あと何回かはうまいこといくのかもしれません。ただやはり長い目で見たときに映画ファンはいつか目が覚めますから。そして目が覚めると同時に我々のもとからいなくなってしまいますから。

過去30日から60日、そしてこれからの30日から60日でいくつもの決断がくだされます。そしてその決断がこれからの3Dがどうなるかを決定していくことになるでしょう。もし業界が低レベルな2Dを3Dに変換するポストプロダクションを選ぶとしたら、3Dが世に出回ったのと同じスピードで3Dは世の中から消えていくでしょう。

3Dの質はポストプロダクションによって大きくレベルが異なります。

また、映画によって人によっては「この映画、3Dじゃなくていいやん...」って思うものもあるでしょう。日本公開を多くの人が楽しみにしているアリス・イン・ワンダーランドについてもそんな意見が聞こえてきます、が、Katzenberg氏曰く3Dのポストプロダクションという点からみるとかなりハイレベルな素晴らしい3D体験だそうですよ。

Tim Burton監督は3Dを撮る気はないようですが、3Dのために特別に映画のシーンやカットをデザインしたと話しています。それがポストプロファクションでいかされ高品質な3Dができたというわけです。

全ての映画監督がTim Burton監督やJames Cameron監督ではありませんから、現段階ですでに、この3D初期段階ですでに、低レベルなものがでまわり業界の濃度を薄めているような状況ならば、観客は品質うんぬんではなく3Dというフォーマットをまるごと投げ出してしまうのではないでしょうか。

[Variety]

Kyle VanHemert(原文/そうこ)