App StoreにiPadアプリがお目見え!して、どんな感じ?

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4月3日のiPad発売に先駆けて、App StoreiPadアプリが登場しましたよ!

これまで、いくつものデベロッパーからiPadアプリの情報が流れてきましたが、それらは玉石混交でした。明らかによさげなアプリとしては、大手スタジオのゲームや、InstapaperPanelfly、とか、良し悪しを越えたところでは、Star Trek iPADDなどがあります。が、これまでに見ることができたのは氷山の一角です。

具体的なタイトルは別途お伝えしますが、続きでは、事前に入手した情報を含め、App Storeの状況をまとめます。

 

数はたくさんある

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iPhoneのときは、App Storeにはアプリが200個しかありませんでした。でも今回は、既存のiPhoneアプリ15万個が使えるだけでなく、iPad用には700個以上のアプリが並んでいます。こちらからご覧ください。また、下の動画では、その700以上のアプリのアイコンが見られます

おなじみのアプリが多い

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アプリの中身は、iPhoneアプリからの拡張が中心になっています。特にゲームがそうですね。ただアップルは、iPhoneから拡張する場合は単にスケールアップするだけじゃなく、違うアプリのような新鮮さを求めてきました。アップルいわく、

iPadのスクリーンが大きいからといって、単にiPhoneアプリで落とした機能を復活させるのはいけません。

実際にはこれ、多くのデベロッパーがまさにやってることですが。

おなじみなのはアプリだけでなく、App Store自体もです。インターフェースはiPad向けにはなっていますが、カテゴリ分けは従来通りとなっています。

iPhoneアプリとiPadアプリの分かれ目は微妙

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デベロッパーはiPadアプリを作る際にふたつの選択肢があります。ひとつは、iPhoneアプリとiPadアプリを共通(ユニバーサル)のアプリにすること。もうひとつは、iPhoneアプリとiPadアプリは、ブランディングも含めて別々にすることです。ユニバーサルにすればわかりやすいですが、そうすると一般的に既存のiPhoneアプリユーザーがiPad版を無料で使えることになります。別アプリにすると、たとえiPhoneアプリの単なる拡張版だったとしても、新アプリということで別料金を稼げることになります。まあ、よく「HD」とか「XL」とかのアプリにありがちなことですが...。また、似たようなものが混在することで、ユーザーが混乱する一因にもなります。

Browsing the iPad App Store, Part II: Charts, Categories, iPhone Apps from Federico Viticci on Vimeo.

ありがたいことに、上の動画のような、iPhoneアプリとiPadアプリを切り替えるスイッチがあるようです。これで、iPadの768x1024のスクリーンの解像度に合わないアプリは除外してみることができます。

価格はけっこう高め

iPadアプリの価格は、iPhoneアプリよりも高めに設定されてます。一部のデベロッパーでは同じ価格にしていますが、そうでない場合、別の名前で、より高い価格を付けています。

デベロッパーとしては、iPad版はデザイン費用がかかるとか、新規投資だとかいろいろ言い分があるみたいです。まあ、本当にiPad用にコストをかけているところもあるし、そうでないところもあるのが実情でしょう。

そのわりにしょぼいアプリも多い

デベロッパー情報によると、アップルは、必要条件を満たしてさえいれば、3月27日の〆切までに申請されたほぼ全てのアプリを受け入れているようです。つまり、700個といってもそこには顔文字アプリとかスタンドアローンの時計とか、壁紙とか、スケッチパッドとかとかの細かいアプリが山のようにあるということです。あるデベロッパーは、ほとんど聞いたことのないような、数千ダウンロードそこそこの二流ゲームをiPad用に拡張したものを申請したところ、登録までは「早かった」と言っていました。こちらの「ハイタッチしてくれる」だけのアプリもちゃんとiPadに対応して、入ってます。

基本的に、デベロッパーが2ヵ月でアプリをコーディングできて、アップルの要件を満たしていれば、App Storeに並ぶチャンスがあったということになります。

ベストアプリ登場には時間がかかる

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iPadではオリジナルのアプリがいろいろ出て来るでしょうが、本当に画期的なものを使えるようになるまでは時間がかかると思われます。デベロッパーがiPadをもっと深く理解したうえでアプリを検討して作るので、数ヵ月くらいでしょうか。待つしかありません。

すでに〆切前にアプリを作り終えているデベロッパーでも、iPadアプリがこなれてくるにはもっと時間が必要だと認めています。というのは、開発に時間がかかるというより、そもそもデベロッパー自身iPadに触ったことがないからです。ゲームデベロッパーはデバイスに合わせてプログラミングすることを「coding to the metal」(金属にコーディングする)といいますが、これは、特にハンドヘルド機器の場合、ユーザビリティを確保するには重要なことです。Instapaper作者のマルコ・アーメントさんいわく、

たぶんこの先、(Instapaperの)リーディング・ビューのツールバーは、他のiPadアプリのように、上の方に移動すると思います。でも、読むときにiPadをどう持つのか、まだよくわからないので。

そんなわけで、いま出ているiPadアプリはたたき台みたいなものということですね。しかも、iPadそのものも、3GGPSが付いたモデルは4月末発売です。位置情報系のサービスで、新しいものが出るのはそれからになるでしょうね。

それでも驚きはある

でも、これまでに未発表だった大手のアプリも出て来ています。ビッグネームが次々出てきてます。TV、スポーツ、新聞系や、ゲーム、ユーティリティなどなど。

新しいものについては、これからどんどんお伝えしていきます!

John Herrman(原文12/miho)