米空軍の極超音速試験飛翔体「Falcon HTV2」、謎の失踪(動画あり)

米空軍の極超音速試験飛翔体「Falcon HTV2」、謎の失踪(動画あり) 1

どっかの洞窟のテロリストにでも当たったんでしょうか?

米空軍のFalcon HTV2が、初のテスト飛行でブースターから切り離して9分後、忽然と姿を消しました。通信が途絶えたまま行方不明となり、機体は未だに見つかってません。

予定では30分で4100海里移動し太平洋に落ちる予定になっていたのですが...いったい何処へ?

同じ空軍が同じ4月22日に打ち上げた無人シャトル「X-37B」 とは別物ですよ。Falcon HTV 2(Hypersonic Technology Vehicle 2、極超音速技術実証機)はヴァンデンバーグ空軍基地から22日、ミノタウロスIVロケットに背負われて打ち上げになったものです。

本件について、共同開発に当たっているDARPA(国防高等研究計画局)のJohanna Spangenberg Jonesさんはこう話しています。

データの初期調査では、HTV-2が大気圏でマッハ20を超える管制飛行を達成したことが判明しています。しかし、その後HTV-2との通信が途絶えてしまったのです。

もちろん全て完璧にいけばそれに越したことはないですけど、今回は初の飛行(他はすべて風洞とシミュレーションによる実験)です。今回のデータを活かして、2011年はじめに予定されている次の飛行に役立てられたらと考えています。

要するにテレメトリ情報信号が消え、機体がどこにも見当たらない、と。半極秘プロジェクトなので、これ以外の情報は一切発表されていません。唯一ありえる論理的推論は...

 

1. 大掛かりな構造上の欠陥

2. Nazi UFO

3. ビアガーデンで落とした

この3つだと、今んとこ2番かな...。

極音速グライダー「Falcon HTV2」はロッキードマーチン社がDARPAの事業の一環で製造しました。 通常兵器を地球上どこでも1時間以内に落とせる設計になっており、大陸間弾道ミサイル(ICBM)に代わる完璧な次世代と目されています。

通常の弾頭を積んだICBMと違って、こちらは見た目が飛行機。まさか核兵器と見間違えるわけないので、他の核兵器発動用の赤いボタンが押されることはまずないと思うんですけどね。たぶん。


打ち上げの録画

[Physorg]関連:sorae.jpFNN

Jesus Diaz(原文/satomi)