あなたのGoogle Docsは警察にダダ漏れって知ってましたか?

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悪いことしてなきゃいいって問題なのかどうか...

なにかと話題のクラウドですけど、ローカルにデータを残さないから便利なのは、ユーザーのみならず、捜査当局にとっても同じのようです。このほどニューヨークで悪質なスパマーを相手取った訴訟から明らかになった事実といたしまして、FBIは容疑者の「Google Docs」アカウントへと秘かにアクセスし、犯罪の全容をつかんでスピード逮捕へと踏み切っていたんですよね。当然ながら、当のユーザーのスパマーには、グーグルのほうから警察へとクラウド上の全データが証拠として提出されていたことなんぞは一切知らされてませんでしたがね。

インターネットをめぐる警察と犯罪者の攻防の実態は日に日に激しさを増し、わざわざクラウドに足を残すようなマネをするのは間抜けな泥棒と同じさなんて言われちゃえばそれまでなのかもしれませんが、ただ、たとえ捜査目的とはいえ、こうやって簡単にGoogle DocsやGmailへ警察などが勝手にアクセスできるような社会というのは、どこまで自由が保証されているのか疑問だとの批判の声も米国内で上がり始めてますよ。

社会秩序を守るためという名目であれば、やはりプライバシーの保護は犠牲にされちゃうものなのでしょうか? ギズ読者の皆さまは、いかがお考えですか? インターネット利用で完全な個人情報保護を求めるほうが間違ってるのでしょうか。

[Wired]

Kyle VanHemert(原文/湯木進悟)