旧型iPhone/iPod touchでマルチタスクは何故動かない?

2010.04.13 21:00
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

100409_iPhone4_multitasking.jpg


「iPhone OS 4はマルチタスク対応になる」とジョブズが発表して喜んだのも束の間、アップルから「旧型のi製品では使えない」と聞いて唖然とした人も多いんじゃ?

理由は「ハードウェアの制限」と言うんだけど...おかしいですよね。ハードウェアはマルチタスクに対応できるのに。なんでアップルはオンにしないんでしょ?

そう、iPhone/iPod touchの旧モデルのハードウェアはマルチタスクに完全に対応可能です。プリファレンスファイルのテキストを1行 ―プロパティリストのN82AP.plits― 書き換えるだけで、iPhone OS 4に新搭載となるマルチタスクの新機能は利用できるんですね。じゃあ、なぜ使えるようにしないのか? 

最もあり得る理由はリソース上の問題ですかね。初代iPhoneと第2世代iPhone 3G、初代と第2世代のiPod touchは、iPhone 3GSと第3世代iPod touchに比べCPUがかなりスローだし。もっと重要なのはRAMの容量も非常に限られてて、たった128メガバイトしかないこと。

それでおそらくマルチタスクの処理速度も、スティーブ・ジョブズ一座の許容範囲よりスローになっちゃうのかも。ユーザーがアプリを2個、3個と開き続けるとエクスペリエンスに悪影響を及ぼし、大勢の人からすぐ文句つくんでしょうねー。

問題は、この(マルチタスクを使用可能にする)オプションもシステムプリファレンスに含めるべきじゃないの? ということですけど、こちらの理由はたぶん使えるようにして生まれるメリットが、高度なユーザーにとってさえ充分じゃないとアップルが判断したのかもしれません。並みのコンシューマーをいたずらに混乱させイライラを生み、そしたらカスタマーサポートの悪夢だって考えたとかですかね。

最終バージョンが出次第、マルチタスク切り換えの隠れスイッチが残っていたら、旧モデルの端末でマルチタスクを使ってどの程度良いか悪いかの見極めもつくでしょう。


[Twitter via Macstories]

Jesus Diaz(原文/satomi)
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
4756911765
一気に10の仕事をこなす! マルチタスク・ワーキングのすすめ (アスカビジネス) (単行本(ソフトカバー))