目の錯覚でダウンロードの待ち時間が短く...なった気がする(動画)

人間の目なんて脳なんていい加減だからこそ楽しいです。

ファイルダウンロード、より速くより快適にと技術は日々進歩に向って頑張ってます。一方でそんな技術の裏でより速いような気にさせる研究も日々努力を重ねているようです。

アメリカはペンシルベニア州ピッツバーグにあるカーネギーメロン大学でVhris Harrison氏がZhiquan Yeo氏とScott Hudson氏と共に、ローディングバーにアニメーションを加えることにより目の錯覚が起き、実際よりも10%ほど速いように感じるという発表をしています。

AppleのOS Xは速く感じるようなトリックをすでに使っていますが、Harrison氏は研究でこういったトリックはとても大きな効果があるとかなり後押ししています。

発表内容は、リズムのある刺激は時間のワープ効果になるとか、ある状況の中で人はどう動きをとらえるかとか。この研究でHarrison氏のチームはいくつかのパターンのローディングバーを作りました。ちかちか光るもの、波うつような模様がはいっているもの、その波が左から右に動くもの、右から左に動くもの、また動かないもの等いろいろです。

いろんなパターンを組にして、20人のボランティアの人に見てもらったそうです。ローディングの時間はどれもきっかり5秒間。

多くの人がローディングバーのチカチカ光る間隔がだんだん短くなるものほうが、だんだん長くなるものよりもずいぶんと速いように感じたそうです。

また、多くの人が波模様が右から左に動いた方が、左から右よりも速く感じたんだそうですよ。

Appleは右から左を使ってますね。しかし、Harrison氏の研究によりますと、この波打つ感覚が一定のバーは、ダウンロード終わりにで波打ちがゆっくり変わるものと比べると、遅く感じるんだそうです。

さらに、この波模様の動きをゆっくりにしたバーと何もない通常のバーを比較すると...。ゆっくり波模様の方が実は5.61秒と若干長い時間に設定してあるにも関わらずこの2つのバーのローディング時間が同じだと多くの人が答えたそうです。つまり10.9%スピードアップして感じた。また、16.75秒のゆっくり波バーは15秒の何もない通常のバーと同じと感じたそうです、これは10.4%スピードアップ。

Harrison氏曰く、5秒から15秒程度のローディングバーであれば目の錯覚はかなりの効果を示すそう。それ以上の場合は、スピードをだましだましにするには目の錯覚だけでなくまた別の方法が必要なようですね。

いや、目の錯覚ってすごいな。

[New Scientist]

New Scientist(原文/そうこ)

※記事を一部修正いたしました。