どこまで人はソーラーパワーのみで飛び続けられるのか?

どこまで人はソーラーパワーのみで飛び続けられるのか? 1

日中の稼ぎにかかってるようですね...

100%太陽発電の飛行機「Solar Impulse」による挑戦プロジェクトが始動してから、すでに数年の歳月が流れましたが、なかなか開発は前途多難のようですね。当初の予定よりも遅れて、昨年12月には28秒間だけ、なんとか空中に浮き上がるまでにたどり着きましたが、とてもじゃないけど、世界一周飛行までは程遠い成果だったのです。

ウンと翼を広げて、あの世界最大のジェット旅客機「エアバスA380」も顔負けの翼幅に1万2000個ものソーラーセルを埋め込み、ひたすら太陽光によるエンジンチャージを進めます。でも、そんなに飛躍的な馬力が出るわけじゃありませんから、とにかく軽量設計に努めて、3500ポンド(約1590kg)というセダンの乗用車並みの重さに抑えられてますよ。

7年に及ぶ開発期間を経て、このほどついにSolar Impulseは、高度4000フィート(約1220m)の上空を87分間も飛び続けることに成功! 昨年末から大きくプロジェクトは前進しましたね。このまま高度を上げて、できるだけ太陽光での充電時間を稼ぎつつ、ソーラーパワーにとっては最大の悩みの種である夜間飛行分も蓄えた電力で補えるようになれば、夢の世界一周飛行実現も目前に迫ってくるんだそうです。順調であれば再来年にはチャレンジしますよ。ぜひ日本の上空を飛ぶ時は応援したいものですよね...

[Wired]

Kyle VanHemert(原文/湯木進悟)